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6.62点(レビュー数:43人)

作者水上悟志

巻数10巻 (完結)

連載誌ヤングキングアワーズ:2005年~ / 少年画報社

更新時刻 2011-07-21 13:22:59

あらすじ ある朝起きたら言葉を喋るトカゲがいた……。 平凡な大学生だった夕日の... 続きを表示>>

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この漫画のレビュー

6点 勾玉さん

4巻あたりまでずっとつまらなくて、読み進めるのが辛かった。
迫力のない敵の造形、乱立するキャラクター、読んでいて恥ずかしくなるセリフやシーンに、薄ら寒いノリ、
序盤はそれこそ打ち切られなかったのが不思議に思えるレベルだが、
物語が中盤に差し掛かった頃からようやくエンジンがかかり、
そこからは序盤の鬱憤を晴らすかのように、ラストまでギアが上がりつづけていった。

おそらくこの漫画は結末の構想が先にあり、そこから物語を組み立てていったのだろう、
物語が収束していく終盤は面白いが、序盤は設定と謎を散りばめるばかりで面白さを感じにくい。
キッチリ伏線の回収をし、それぞれのキャラのエピローグもフォローされており
読み終わったあとの充足感は見事なのだが、序盤のつまらなさが仇となって他人に薦める気にならない作品である。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2021-01-10 23:31:00] [修正:2021-01-10 23:31:00]

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