ホーム > 青年漫画 > 月刊サンデーGENE-X > 眠れる惑星

5点(レビュー数:4人)

作者陽気婢

巻数4巻 (完結)

連載誌月刊サンデーGENE-X:2004年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:42:02

あらすじ ある日、目が覚めると、淳平以外の人類誰もが目を覚まさなくなっていた。眠っている人を起こす方法はHすること。淳平は目覚めた吉野と尾美とともに気になっている同級生の女の子深町を探すことになる。

シェア
Check

この漫画のレビュー

朝起きると自分以外の人間は皆眠りについていた。
目覚めさせる手段は唯一つ、眠ってる相手(女の子)とエッチする事…と、まあ男としては
エロ×サバイバル×SFチックな風味も加わって何ともワクワクな着想をしています。
ただ目覚めた女性達の多くが、最初から主人公に好意を持っていたり、どこか楽天的で現実感がなく
本質的にはマイルドなエロ漫画といった感じです。
それを分かった上で割り切って読めればいいのですが、種々のサバイバル漫画のように
リアルかつハードな魅力を期待するといささか肩すかしを食らってしまいます。

先のレビューでもあげられているように夢遊病の人間達とのリンクを核とした
後半から結末までの展開は、作品中の全ての設定が消化されたといえず
いまいちスッキリしない感じです。
しかし見方を変えると序盤の細かい所から結構ご都合主義な面が多く、
実はこれが一番ベターな終わり方なのかもとも思えました。
聞こえが悪い感じですが世界観の雰囲気で上手くごまかせているような。
個人的には読んだ総合的な印象は悪くはなかったので5点。

あとハーレム漫画の宿命ではあるのですが主人公の淳平がかなり影の薄い空気な存在だったので、
もう少し読み手を引っ張っていけるだけの魅力(というか出番?)があれば良かったんですが…

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-25 01:03:08] [修正:2011-02-25 01:15:41]

眠れる惑星と同じ作者の漫画

陽気婢の情報をもっと見る

同年代の漫画

月刊サンデーGENE-Xの情報をもっと見る