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5.66点(レビュー数:3人)

作者小松大幹

原作河村清明

巻数21巻 (完結)

連載誌週刊ヤングマガジン:2006年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:42:18

あらすじ 北海道・日高。国内サラブレッド生産の9割りを占めるこの地域で、けして楽ではないものの、健全な家族経営牧場の息子として生まれ育った主人公・二階堂駿。だが、そんな小さな幸せな暮らしは、ある出来事により一瞬にして吹き飛んでしまう。すべてを失った駿に、たった一つだけ残されたもの‥‥それは!?

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この漫画のレビュー

元々、競馬を主体とした漫画はそんなに数は多くありません。その中でも大体は馬やレースがメインになっている漫画が多いです。しかしこの作品は生産者や馬主によりスポットが当てられていると言う意味で珍しい作品かと思います。
生産者である牧場とそのスタッフ、調教師と騎手との人間関係などが結構熱く描写されてます。ヤンマガで連載する漫画とは思えないくらい人の気持ちがストレートに表現されており、普通に少年マガジンに連載されててもおかしくないです。それゆえ、物足りないと思う人もいるかもしれません。生産者や馬主のG1馬を作りたい、持ちたいと言う熱い思いが理解出来る方にとっては名作と言える作品じゃないかと思います。
作中に登場するどの登場人物も過去に重い何かを抱えて、それを払拭するように競馬という絆で繋がっている。そういう個々のストーリーも作品を盛り上げている一因でしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-16 16:57:25] [修正:2011-05-16 16:57:25]

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