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7.5点(レビュー数:8人)

作者武田日向

巻数2巻 (未完終了)

連載誌月刊ドラゴンエイジ:2006年~ / 富士見書房

更新時刻 2011-07-28 00:20:49

あらすじ 19世紀後半、単身フランスに渡り、パリの下町で働く少女の細腕繁盛記 パリの下町にある商店街の一角「ロアの看板店」で働く少年・クロードは、叔父が日本から連れてきた少女・ユネと一緒に働くことに。文化の違いに戸惑いながら自分を理解してもらおうと頑張るユネにクロードは……!?

備考 「ドラゴンエイジピュア」にて連載開始され、休刊に伴い「月刊ドラゴンエイジ」に移籍した。

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この漫画のレビュー

8点 ITSUKIさん

表紙からもうバシバシと惹かれるモノがありました。
既にレビューされている様に、絵が非常に綺麗です。
和服の柄などを丁寧に描かれていて、ページがとても華やかです。
まずはそこですね。表情の描き方もかわいいし、面白い。

遠い異国の地フランスで奮闘する日本人の少女・ユネと、百貨店の台頭によって窮地に立たされた商店街を守る為奮闘するユネの店主・クロードの二人の交流がメインとなっています。
主人公はユネなのでしょうかね。クロードの方が心理描写も多いのでクロードも主人公と言えるでしょう。

たびたび作中で描かれる日仏での「文化の違い」の描写もとても新鮮で面白い。
日本文化の奇特さが舞台がフランスという事で浮き彫りになり、同時に日本文化の良さにも改めて気づけました。
日本人が外国人として描かれる漫画というのがなんとなく面白いなーと思います。

ストーリーも「絵が華やかなだけな作品」で終わらない、二人の絆や成長をしっかり描けていて、これからも続きが読みたいと思える良作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-28 01:58:47] [修正:2009-12-28 01:58:47]

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