あらすじ
家庭は極貧で、ろくでなしの父親は蒸発。貧しいながらも懸命に生きてきた風太郎にとって、心の支えとなっていたのは、優しい母親と風太郎に温かく接する近所の青年であった。しかし、治療費が払えない母は病死、自暴自棄になった風太郎は盗みに走り、それを咎めた青年を手にかけてしまう。
それを機に、風太郎の考えは大きく変わる。「銭があればいいのか」。風太郎は生まれ故郷を飛び出して成長し、偶然を装って大企業の社長一家に取り入り、陰で金銭の為に殺人を繰り返すこととなる。遂には、社長一家を死に追い込み、企業の乗っ取りに成功して、政界進出をも狙う。しかし、栄耀栄華を極めた風太郎は、誰もが予期せぬ末路を辿ることになる・・・。
備考
1970年、実写映画化。
2009年、日本テレビ系列でテレビドラマ化。
この漫画のレビュー
7点 CHAIRさん
ストーリーは他の方の評価通り、少年誌にこんな漫画が載っていたという事実と、こんな漫画を書いた人がいる事実は驚嘆。
ただ、個人的にはジョージ秋山をビッグコミックオリジナルの「浮浪雲」のあの画風をしっていたので、ちょっと粗く見えてしまう。
そこが良かったりもするのだけど。
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[投稿:2010-05-27 22:36:20] [修正:2010-05-27 22:36:20]