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6.5点(レビュー数:2人)

作者水島新司

原作佐々木守

巻数28巻 (完結)

連載誌週刊少年サンデー:1971年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:31:16

あらすじ 剛球一直線!甲子園球場のすぐ近くに住む少年・藤村甲子園は直球しか投げない野球どアホウ!そんな男の野球人生を描いた漫画。

備考 第19回(昭和48年度)小学館漫画賞受賞。

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男どアホウ甲子園のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

7点 朔太さん

水島先生初期の頃の最初のヒット作品です。
水島作品は徹底して野球だけをテーマにされていますが、
たぶんこの作品以前は、いろいろ描かれておられた
はずですので、この作品の成功が契機になって、ドカベン、
あぶさんにつながっていったのだと想像しています。

藤村甲子園、豆タンなど、主人公、脇役の原型もここにあります。
しかし、よく見ると原作者は別におられたのですね。
意外でした。
以降の水島作品には、当たり外れが結構あったり、
やや歪んだシナリオ展開があったりしますが、
この作品はキチンとしていたように思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-03-23 20:08:21] [修正:2020-03-23 20:08:21] [このレビューのURL]

6点 ITSUKIさん

主人公の藤村甲子園はものすごい剛速球投手。
相手のバットを折って恋女房の豆タンのミットに直接入るなんて日常茶飯事。

甲子園は前向きを通り越して無鉄砲な性格をしているので、調子がいいときは読んでて爽快なんですが、いったん挫折するとなかなか立ち直りません。
そこで大きな役割を果たすのが美少女や豆タンや片目片腕の丹波左文字といった脇役たちです。
一番は甲子園のおじいさんですが。
あるときは喝を入れたりあるときはものすごく心配してくれたり、甲子園を本当に大切にしているのが伝わります。

凄く泥臭い、現代にはない漫画だと思います。
というか、水島先生の作品はいつもそういう貧乏臭さがあります。
だからキャラクターに感情移入しやすいです。
野球の選手や能力は破天荒で滅茶苦茶もいいところですが、なぜか許せてしまうのです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-30 15:20:13] [修正:2007-05-03 23:01:55] [このレビューのURL]


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