ホーム > 少女漫画 > Cookie > NANA−ナナ−

3.96点(レビュー数:53人)

作者矢沢あい

巻数21巻 (休載中)

連載誌Cookie:1999年~ / 集英社

更新時刻 2012-02-18 15:15:38

あらすじ 上京の列車で偶然隣の席に座り、話の合う二人の「ナナ」。そして住まいを探しているとまた、たまたま同じ物件で出会い、二人でルームシェアをすることにする。

備考 連載誌の「Cookie」は、そもそも「NANA」の連載のために創刊されたというから、いかに集英社がこの作品に意気込みをかけていたかというのがお分かりだろう。少女漫画でありながら、さまざまな読者層の間で絶大な人気を誇っており、2005年に映画化、翌2006年にはその続編が制作され、さらに日本テレビ系列にてテレビアニメ化された。
2009年8月から作者急病のため休載中。

シェア
Check

この漫画のレビュー

1点 臼井健士さん

作者は水沢めぐみ・吉住渉・彩花みん・池野恋と挙がるかつての「りぼん」連載陣の中でも異色の存在。

まず「りぼん」連載の他作品の当時から絵柄が他の連載作家とはまるきり違い、完全に自分の世界を確立していた。それ故か、上記の他作家がアニメ化などの商業路線に組み込まれて作品がどんどん「幼児化・幼稚化」していく中で地上波で大々的にアニメ化されることもなく(絵柄がアニメ化には不向きだったのかもしれない)、柊あおいと並んで「りぼん」の幼稚化の波から逃れ、ひとりだけ逆に大人路線へと突き進む道を選んだ。
結果として上記の他作家はもう(作品の質・人気ともに)下り坂だが、矢沢あい先生だけは上り坂に。
その点は高く評価します。

で、この「NANA」なんですが・・・・「おい、男はチューインガムか!」ってことで。
噛んだら捨てて、噛んだら捨ててって・・・・表現や描写云々ではなく怒りを覚える主人公が1番の問題。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-03 09:54:01] [修正:2010-07-03 09:54:01]

NANA−ナナ−と同じ作者の漫画

矢沢あいの情報をもっと見る

同年代の漫画

Cookieの情報をもっと見る