この漫画のレビュー
2点 朔太さん
全巻を大人買いして読破したが、途中から後悔しきりの内容だった。
家族愛をテーマにして始めたはずが、方針変更のラブコメとしても中途半端だった。
結局のところ、性同一症候群の男女が無数に登場してきて、本当は私は男なの女なの?って
そんなてんやわんやで毎回お茶を濁し続ける女性誌的展開。
よくもまあ、長期連載に耐えられたものと思うが、やはり2流誌はこの程度なのか?
絵は上手、文句がない。しかし、マンガはシナリオが命。下手な脚本家も逃げ出す
ほどの企画、構成、展開の意外性が必要である。日本の漫画界のシナリオは相当
レベルが高く、映画の原作に引っ張りだこなのが何よりの証拠だ。
多分、北条司の作品は二度と読まないだろう。
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[投稿:2012-09-30 21:40:36] [修正:2012-09-30 21:45:19]