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3.3点(レビュー数:10人)

作者さとうふみや

原作天樹征丸

巻数22巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:2001年~ / 講談社

更新時刻 2010-11-10 23:37:17

あらすじ 学校の勉強は苦手だが、推理に関しては稀代の才能を持つキュウは、世界一の探偵を目指すため団探偵学園(DDS)に入学する。そこで出会った仲間と共に学園のトップクラス「Qクラス」に属し、学園での授業や課題、時には本物の事件解決に取り組み、学園長・団守彦の後継者を目指す。だが犯罪組織「冥王星」が起こす事件に次第に巻き込まれていく。(Wikipediaより)

備考 2003年TVアニメ化。また2007年神木隆之介主演により実写ドラマ化された。

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この漫画のレビュー

1点 鋼鉄くらげさん

自分の中で、最後まで「探偵ごっこ」の域を出なかった作品です。

この作品、最後までと言いつつも、実は最後まで読んでいません。それどころか途中の12巻くらいで読むのを止めて、本のゴミの日にあっさりと捨ててしまいました。それくらい自分の中では期待外れだった作品です。

この作品のヒドい所を挙げるとすれば、それはもう、いくらでも集中砲火を浴びせられるくらい挙げられるんですが、そのうちのいくつかを、簡単に箇条書きで列挙すると…

?根本的に主人公が身体的・精神的に幼すぎる。日本の未来を担う名探偵候補とするには不適格の様に感じる。

?サブキャラクター達も、ビジュアル・性格とも地味で平凡なために、5人集まったとしても全然迫力が無い。特異な能力を持った集団なのだから、もっと豪快なキャラ付けをするべきだった。

?肝心の冥王星を巡るストーリーも至って平凡。そもそも冥王星自体に、世界を股にかける大犯罪者組織集団の様なスケールの大きさが感じられない。ただの近所に住む、小悪党のような集団にしか見えない。そのため話のスケールが小さ過ぎて、結局は学園と冥王星の近所同士のいざこざにしか思えない。そして設定の出し方、つまりはストーリーの盛り上げ方も下手。肝心要の出し方が下手だから、次から次へと読者に先を読まれてしまう。

?絵が雑。下書きをそのままペン入れしたかの様な、細く雑な線。プロを名乗るのだから、もう少し丁寧な絵を描いて欲しい。

キャラクター、ストーリー構成、絵柄とも全てが赤点で、とてもまともな評価のできる作品ではありません。一応完結はしたみたいですが、正直、結末は全く読む気になれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-06 20:05:03] [修正:2009-11-06 20:05:03]

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