「鋼鉄くらげ」さんのページ

総レビュー数: 278レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年10月28日

興味の無い人からすればスポーツ観戦も結果だけ分かればいいものなのかもしれませんが、スポーツ観戦の醍醐味はその過程を楽しむことにあると思っていて、選手同士の駆け引きや試合の流れ、ほんの一瞬の時の運、そうした様々な要素が合わさった結果として、「〇対〇で  の勝ち」という、一つの結果が生まれるのだと思っていて、そしてその試合が終わったあとに、あそこはああだったとかあの時はこうだったとか試合の流れを振り返ることもスポーツ観戦の醍醐味の一つなんじゃないかと、そんなことを考えるわけです。

そしてこの作品、神対人類の人類存亡を賭けた最終闘争ラグナロクも突き詰めてしまえば、最終的には「〇対〇で  の勝ち」で終わる話なんですが、それよりもこの作品はその過程を楽しむことに醍醐味があると思っていて、各試合の対戦結果やチーム全体の勝敗の行方に一喜一憂して、次はどうなるんだろうと今後の展開に胸を躍らせることが、この作品の楽しみ方の一つなんじゃないかと思っています。

ちなみに現在、第5回戦が終わったところまで読んだのですが、想像以上に長くなりそうなので、完結したらこれ以降の続きを一気に読んでみようと思っています。

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[投稿:2021-10-30 20:47:44] [修正:2021-10-30 21:08:18] [このレビューのURL]

一言でいうと平和的解決を図った作品。

元来、少年漫画における恋愛漫画というのはどうしてもハーレム状態になりがちで、その中でも特に「最終的な相手を誰にするのか」という問題は、物語そのものを評価する上でも重要なファクターとなるばかりでなく、一歩間違えれば今までファンだった読者の人たちからも非難の総攻撃を食らいかねない危険性の高い問題だったからこそ、一昔前は結局誰も選ばない「俺たちの戦いはこれからだエンド」が常用されていたわけです。

そうした歴史的な背景と、今回この作品がとった解決方法を照らし合わせると、実に平和的な終わり方をした作品だったなと、そんなことを思いました。

具体的にどう終わったのかについては、ネタバレになるので触れませんが、多分この終わり方がある意味で最良であり、最善な終わり方だったと思います。

ただ自分としては、最終的な相手として誰を選んだのかというのは正直どうでも良くて、それよりも、物語の「流れ」を考える上で、その相手を選んだことが物語全体の流れを通して正当なものになっていたのか、の方が重要だと思っています。

その意味で考えると、今回のこの作品の初期ルートの終わり方は、正当なものになっていたと思いますし、話全体の流れから見ても不自然な終わり方ではなかったと思っています。

とは言え、「自分の好きなキャラはこの人だから、この人が幸せになってくれないと嫌だ」みたいな気持ちも分からないではないので、そういう人たちの気持ちも考慮したからこそ、今回のような終わり方にしたのだと思います。

ちなみに今回の評価点は、ところどころ8点以上のお気に入りエピソードはあるものの、全体的な面白さとしては振り幅が結構大きいので、無難なところで7点を付けたという感じです。

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[投稿:2021-09-26 20:49:04] [修正:2021-09-26 22:31:03] [このレビューのURL]

(6巻までのレビューです)

映画の方は観ていないので、そちらの方と比べてどうだったかとかは分かりませんが、漫画単体として見るならば、分かりやすいまでの直球王道少女漫画です。

見た目が地味で目立たない娘(こ)が、クラスや学校で話題の超イケメンから仲良くされている(ただしチヤホヤされているというわけではない)という、百番煎じで、もはや水みたいな王道展開の作品です。

とは言え、やはり人気が出て映画化されるくらいの作品なだけあって、話は結構面白いです。

何というか、少年漫画が見た目も派手で大きな建造物を造るような過程だとしたら、少女漫画は可愛らしくて繊細なドールハウスを組み立てていく過程といったような、そんな、心の機微を丁寧に積み上げていくようなストーリー展開をする気がします。

6巻まで読んで、現状結構面白いので、7点台後半の印象なのですが、少女漫画はいつも終盤の展開が怖いので、どういう結末を迎えるかで評価が大きく変わりそうな気がします。

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[投稿:2021-08-01 21:22:08] [修正:2021-08-01 21:40:06] [このレビューのURL]

天下のジャンプでガッチガチの時代劇漫画に挑戦するという意欲作なんですが、個人的なことを言うと正直テーマがあまり好みではなくて、現状、1巻を読んだ限りでは、今後読み続けるかどうかはしばらく様子見といった感じの内容でした。

読者の年齢層も考えて、ものすごーーーーく丁寧に作られているのは感じ取れるんですけど、そもそもあまり興味が無いテーマなので、自分としては今回の作品は微妙な感じです。

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[投稿:2021-07-03 20:54:26] [修正:2021-07-03 20:56:05] [このレビューのURL]

(4巻までのレビューです)

ドラマの方は観ていないので、そちらの方と比べてどうだったかとかは分かりませんが、漫画単体として見るならば、分かりやすい面白さを持った作品ではありません。

ちょうど、一つの学問を学んでいくように、ゆっくりと、ページを読み進めて話や物語の性質をつかんでいく内に、徐々に面白くなっていくタイプの作品だと思います。

現に自分も、1巻の頃は微妙かなと思っていたのですが、2巻、3巻と巻数を積み重ねていく内に、少しずつ面白くなっていきました。

ただこの作品は、物語を通して倫理の内容を伝えていく教本的な内容というよりも、倫理の授業を受けに来ている生徒一人ひとりに対して、倫理の内容や事柄と絡めて関わり合っていくオムニバス形式的な内容なので、ある意味ではヒューマンドラマ的な傾向の方が強いのかもしれません。

基本的に、甘さは控えめな作品なので、その辺は予めご理解いただければと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-05-04 21:10:30] [修正:2021-05-04 21:10:30] [このレビューのURL]

前回の「五等分の花嫁」が思いっきりビジュアル受けを狙った作品だったのに対し、今回の「戦隊大失格」はその真逆で、完全にビジュアル受けを度外視したストーリー勝負の作品となっている印象を受けました。

ただ、その分重要となる序盤の掴みに関してはちょっと弱い感じがして、出来ればもう少し「敵(戦闘員)側に」個性というか魅力みたいなものが出てくると、読み手としては面白いかなと思います。

かなり長期的な視点を持って作っているという感じはしますが、現状、果たしてそこまで無事にたどり着くことができるのか、少し不安になる作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-04-17 21:00:18] [修正:2021-04-17 21:25:57] [このレビューのURL]

あくまで2巻までの暫定的な評価ですが、個人的に今のジャンプで一番面白いと思っている作品です。

詳しい内容は何を書いてもネタバレになってしまうので言うことはできませんが、兎にも角にもプロットが素晴らしいです。媒体は書籍であり「漫画」を読んでいるはずなのに、あたかも優れた「小説」を読んでいるかのような、そんな不思議な錯覚に陥るほどストーリー展開が見事であり、流暢です。

「最近の漫画はつまらない」

そう思っている人たちにもぜひ読んでほしい、今注目の一作です。

最後に、多分この手のタイプの作品は、最初から最後まで話の流れがキッチリ決まっているはずなので、出来ればこのまま無駄な引き延ばしを一切することなく、真っすぐに物語を進めていって欲しいと思います。「巻数が長い」イコール「面白い作品」ではないと思うので。

<2021年4月 追記> ※ネタバレ無し

一言でいうと「悪い方の予感が当たってしまった作品」。

この作品に起きたことを自分の印象で表現すると、例えば上下巻で刊行予定の物語があったとして、まず先に上巻を出したところ、それが思いのほか大ヒットをして、急遽話をかさ増しすることになり、本来次に出すはずだった下巻ではなく、中1巻、中2巻、中3巻と、本来出す予定の無かった3巻分を出して、ようやく下巻を出して全5巻で物語が完結した、とそんなようなことが起きたんじゃないかと思っています。

ただ、そういった手法はバトル漫画とかギャグ漫画とか、そういう、後からいくらでも設定の修正が利きそうなジャンルの話だからこそできることで、この作品のように、ガッチガチのサスペンスアドベンチャーでそんなことをしても即座に物語が破綻するのは誰がどう見ても明らかなのに、敢えてその手法を取った判断には正直心底がっかりしてしまいました。

話のオチも後味が悪くて、そこまで来たらハッピーエンドにしてほしかったのに、どうして中途半端なトゲを残したまま物語を締めてしまったのか納得がいきませんでした。

振り返って、この作品を薦められるのは、5巻までです。そこから先はあまりお薦めできません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2017-02-11 22:14:19] [修正:2021-04-10 21:42:34] [このレビューのURL]

「物語が長く続く」ことと、「物語が面白い状態にある」ことの、どちらが物語にとって幸せなことなんだろうというのは、ある意味では永遠に答の出ないテーマの一つなのかもしれません。

ただ、これらの二者択一は少し残酷なことかもしれませんが、決して両立し得ないことだと自分は思っています。というのも、おそらく物語というのはその物語の大枠や全体像みたいなものを考えた時から、その物語を最も面白く表現できる「話の長さ」は既に決まっていて、あとはその範囲内に物語を上手く収めることができるかどうかという問題になっている、と考えるからです。

そして、例えば恋愛漫画だったり、冒険漫画だったり、ギャグ漫画だったり、日常漫画だったり、多種多様なジャンルの漫画がある中で、それらの漫画も突き詰めてしまえば、面白さを最大限に表現できる物語の長さの最適値みたいなものは、各ジャンルによってある程度決まっているものなのではないかと、様々な漫画を読んできた中でそんなことを思っています。

そんな前振りを経ての今回のこの作品の感想ですが、見事に面白さのピークを保ったまま物語を終えることができたと思っています。心情的には9点くらいの読後感なんですが、さすがにそれはちょっと身内びいきが激しすぎるので、少し気持ちを抑えて現実的に7点を付けました。

実際のところ、かなり好きな作品だっただけにもうちょっと続いてほしかった気持ちもあるのですが、面白いうちに終われることは幸せなことだと思うので、まぁ仕方が無いかなと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-03-06 18:50:46] [修正:2021-03-06 19:37:13] [このレビューのURL]

7点 怪獣8号

(このレビューは第1巻のみのレビューです)

表紙絵からすると「チェンソーマン」みたいに血とか内臓とか色々なものが飛び出るおどろおどろしい内容の作品なのかと思っていたのですが、意外とポップでコメディチックな内容の作品でした。

ただ、現状面白いかどうか(面白くなるかどうか)は全くの未知数な状況なので、今後の展開次第といったところだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-02-05 19:01:47] [修正:2021-02-05 19:01:47] [このレビューのURL]

前々から気になっていたので試しに1巻だけ読んでみたのですが、正直あまり好みの作品ではありませんでした。

そもそもこの作品がどういう作品なのかというと、魔王を倒した勇者パーティーの一人であるエルフが、魔王を倒した後の何十年後の世界をもう一度巡り直すというものなのですが、どうにも作品全体がどんよりしているというか、読んでいてあまり楽しさを感じられるものではありませんでした。

1巻の後半辺りから徐々に軌道に乗ってきたような感じはありましたが、ただ、それでも物語的にはちょっと地味かなという感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-01-03 18:58:20] [修正:2021-01-03 18:58:20] [このレビューのURL]

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