「鋼鉄くらげ」さんのページ

総レビュー数: 292レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年10月28日

あくまで「今のところ」の点数としての6点。

そもそも桜場先生の作品の特徴というのは、一話一話が断絶された読み切りタイプの話の中で、絶妙な落としどころに落ちたオチを、その面白さとして楽しめるところが作品そのものの、引いては作者そのものの大きな魅力であると感じている訳なんですが、この作品はあくまでストーリー全体が、一つの繋がりを持っているため、そのウリである一話ごとのオチがひどく弱いものになっていると感じます。

まぁ、まだ一巻だけなので何とも言えませんが、「今のところ」は6点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-03-10 23:03:45] [修正:2011-03-10 23:03:45] [このレビューのURL]

どうやら最新の科学技術では、メス単体の存在だけで次の世代の命を作る事が出来るらしく、じゃあオスの存在理由って何なの? っていう疑問の答がここにあるような作品。

つまり、ある免疫学者の言葉を借りるなら、男っていうのはやっぱり「現象」だと思うんです。「現象」だからこそ必要以上にその存在意義を強調したくなり、見栄やプライド、あるいは権威と言った存在意義を主張できるようなステータスを持とうとするんじゃないかと、そう考える訳です。

あ、ちなみにこの作品はそんな高尚な漫画ではなく、男子高校生のどうでもいい日常を一話につき何ページとかでダラダラとやっているような物凄いユルい漫画です。

道に落ちている棒を見つけてRPGごっこをやり始めたりだとか、サッカーの練習で必殺シュートを編み出したりとか、ホント男子高校生ってしょうもない事ばっかりやってると思うんですけど、そういうしょうもない事を真剣に、しかも必死にやってる生き物が「男子高校生」なんだと、世の女性方に分かってもらえれば幸いです。

ちなみに、個人的に好きなキャラトップ3は、唐沢さん、りんごちゃん、タダクニの妹の三人です。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2011-03-10 23:03:02] [修正:2011-03-10 23:03:02] [このレビューのURL]

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