「鋼鉄くらげ」さんのページ

総レビュー数: 292レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年10月28日

面白いかどうかを論ずる以前に「男が性別を偽ってアイドル活動を行なう」なんていう大前提が既に意味不明で、この大前提が現実問題として成り立ってない以上、物語の中で何をやったとしても結局は茶番でしかない気がするという、ごく自然で当たり前のツッコミを一切合財スルーして、正に茶番としか言いようがないような、とんでもない結末で物語は大団円を迎えました。

この作品に対する不平や不満、疑問点や不審点は腐るほどありますが、でもまぁ、本人たちが楽しかったのなら、それでいいんじゃないでしょうか。ちなみに、評価点の1点はそれでもここまで長く続けられたという尊敬の念を込めて付けた1点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-01-29 20:49:07] [修正:2016-01-29 20:49:07] [このレビューのURL]

無駄な引き伸ばしがヒドすぎる漫画です。

「神さまの言うとおり弐」が週刊少年マガジンで始まったのと同時に、この作品も本誌で読み始めて結構な週数が経つというのに未だに話が全く進んでいません。

ホントにもう「宝沼で」の一節で何週分引っ張るつもりなのか。
「あ!」とか「ああ!」とか、無駄な叫びと表情のアップでコマを稼いで、結局話がほとんど進まないまま次週へ。とか、どんだけ手抜きしてんだよとか。

もうあまりの展開の遅さに、正直もんっっのすごくイライラしています。金田一の解決編で、「謎は全て解けた!」の決め台詞から、トリックの解説をしてその後、犯人を指摘するまでの間に何十週もかけるようなものです。有り得ません。

「最後の47日間を過ごしている島」の話もそうですが、最近の長期連載作品はホントこんなのばっかりで嫌になります。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-04-19 22:56:20] [修正:2013-04-19 23:10:37] [このレビューのURL]

これは失敗しました。今自分の中で好きな漫画の一つである「ヤンデレ彼女」を描いている忍先生の新作ということで、結構期待して読んでみたんですが、もんっっっっっっの凄くつまらない作品でした。それはもう、三十ページくらい読んで即古本屋に売り飛ばすか、本の中央から引き裂いてビリビリに破きたくなるほどの。

キャラクターに魅力が無く、絵柄がいい加減で、ストーリーもいい加減。加えて、ギャグもつまらない。

言葉にするとごくありふれた欠点の羅列になってしまいますが、実際に具体例を挙げて提示させられると、ここまでつまらない漫画になるのかと逆に感心します。

唯一の救いは、被害額がワンコインの499円で済んだことくらいです。
気になる人は、古本屋かどこかで試しに読んでみて、それから購入することをおすすめします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-08-24 22:41:52] [修正:2012-08-24 22:41:52] [このレビューのURL]

水上悟志先生の推薦文につられて読んでみましたが、想像以上に面白くありませんでした。

最初の数ページこそ、いかにも少年漫画っぽい、勢いと迫力のあるストーリーが展開されていきましたが、1巻の途中くらいで話の内容と展開についていけず、読むのをやめてしまいました。

そして案の定、2巻では打ち切り完結となっていました。

何が面白くなかったのかを考えてみるために改めて最初から読んでみました。乖離。そう、乖離ですね。読んでいてふと、自分の感性が物語の流れや展開から分離し、離れていくような感覚に陥ります。この瞬間、その物語に対する共感性や好感感情は作品そのものから分離し、遊離していくわけですが、いずれにしてもその瞬間。自分は物語に対する興味や関心を失くしているんだと思います。

つまり、「何をやってんだか、よく分かんないんだけど」っていう事です。こういう、アーティストタイプの漫画家は、ちょくちょく自分の感性や趣味に突っ走って読者を置き去りにするので困りものです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-12-10 22:36:08] [修正:2011-12-10 22:44:11] [このレビューのURL]

ことごとくつまらない漫画。久し振りにこんな、中身スッカスカのつまらない漫画に出会いました。

原作のライトノベルは読んでないので、あくまで漫画だけで評価しますが、まず初期設定だけでもつまらない。ある時主人公の男の子が、突然女の子になってしまった。そして何故か『ケンプファー』という戦士となり、バトルに巻き込まれてしまうことになった。『ケンプファー』は一戦士として剣や魔法などの特殊能力を用いてバトルを乗り越えていかなければならない。

まぁ、なんともそれらしい設定盛り付けておきました感たっぷりな初期設定です。しかも話が進むにつれ生徒会長やら幼馴染やら、ありがちなキャラクターが次々と出てきて、主人公を取り巻くハーレムを成していきます。

どんな妄想だー!とホントつっこまずにはいられない、どうしようもない漫画です。こういう話は趣味の世界でやって下さい。こんなのばっかりライトノベルの作品として生産されるから、ライトノベルがいかにもオタクで、安っぽい話ばっかりになるんです。萌えとか、お色気とかホント要らないから、もっとこうハートにガツンと来る、熱い魂を持った作品を作れー!と出版社に絶叫したくなるほど、怒りを覚える作品です。グチりだすときりがないのでこの辺でやめておきますが、これは本当に面白くありません。買わない方が良いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-16 22:45:27] [修正:2011-04-16 23:33:15] [このレビューのURL]

自分の中で、最後まで「探偵ごっこ」の域を出なかった作品です。

この作品、最後までと言いつつも、実は最後まで読んでいません。それどころか途中の12巻くらいで読むのを止めて、本のゴミの日にあっさりと捨ててしまいました。それくらい自分の中では期待外れだった作品です。

この作品のヒドい所を挙げるとすれば、それはもう、いくらでも集中砲火を浴びせられるくらい挙げられるんですが、そのうちのいくつかを、簡単に箇条書きで列挙すると…

?根本的に主人公が身体的・精神的に幼すぎる。日本の未来を担う名探偵候補とするには不適格の様に感じる。

?サブキャラクター達も、ビジュアル・性格とも地味で平凡なために、5人集まったとしても全然迫力が無い。特異な能力を持った集団なのだから、もっと豪快なキャラ付けをするべきだった。

?肝心の冥王星を巡るストーリーも至って平凡。そもそも冥王星自体に、世界を股にかける大犯罪者組織集団の様なスケールの大きさが感じられない。ただの近所に住む、小悪党のような集団にしか見えない。そのため話のスケールが小さ過ぎて、結局は学園と冥王星の近所同士のいざこざにしか思えない。そして設定の出し方、つまりはストーリーの盛り上げ方も下手。肝心要の出し方が下手だから、次から次へと読者に先を読まれてしまう。

?絵が雑。下書きをそのままペン入れしたかの様な、細く雑な線。プロを名乗るのだから、もう少し丁寧な絵を描いて欲しい。

キャラクター、ストーリー構成、絵柄とも全てが赤点で、とてもまともな評価のできる作品ではありません。一応完結はしたみたいですが、正直、結末は全く読む気になれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-11-06 20:05:03] [修正:2009-11-06 20:05:03] [このレビューのURL]

編集部の言いなり漫画。

自身の誇りも尊厳も無く、ただ周りの人間に媚び諂い続けているだけの漫画。

その姿は正に道化師(ピエロ)。そう、道化師と呼ぶに相応しい、実に哀れな姿です。

「黙って俺達の言う通りにしていればいい。」

どこからか、そんな恐ろしい声が聞こえてきそうな、週刊少年ジャンプの暗部を実に如実に表した作品です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2009-05-23 20:16:19] [修正:2009-05-23 20:16:19] [このレビューのURL]

あくまで1巻のみを読んだだけでのレビューなんですが、これは完全に失敗作と呼ばれる部類に入るのではないかという気がします。

正直その内容は目も当てられない程ひどい状況なのですが、この作品の一番の問題点は、話そのものの流れに整合性が取れていない点にあると私は考えています。

例えば、なぜそもそも涼宮ハルヒが面白おかしい団を作る気になったのか。その際に重要となる事の発端をきちんと詳細に描き、しっかりと読者側に提示できるようなストーリー展開をしなければ、この作品はただ猛スピードで主人公の周りにとんでもない事が起こっていくだけの、よく分からない超展開続きのストーリーとして見なされるだけの作品になってしまいます。

確かに、原作の方も一見すると突飛な展開ばかりする物語のように感じるかもしれません。しかし、原作にはきちんと緩急のテンポが存在し、そこで読者に一呼吸置いてもらい、次の展開へと受け入れるように仕掛けています。

ただ描く事と、読者に「伝える」事は全くの別です。一般に面白くないと感じられる作品は、単純に伝え方が上手くない作品が多いと、私は感じています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-10 20:28:16] [修正:2009-02-10 20:28:16] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

色々と話題なので試しに二巻程読んでみたのですが、成程、これは確かにツッコミ所満載の漫画です。

<設定・世界観について>

よく考えては、いる。よく考えては、いるんだけど、どうしてもそれが結局は作者一個人の頭の中だけのことでしかない。という印象がどうしても拭えない。

「公権力」の名の下、生命の価値を再認識させるために無作為に選んだ人間に死の通知を行なう。作品中ではその法律による効果が至る所で見られるようになった。なんて事を言っていますが、普通に考えてこんな考えや政策は、ただの独裁であり、どう考えても有益な効果なんて出る訳がありません。

そもそもこんな法律が法律として成立している国は法律そのものが死んでいます。法律よりも人為的な強制力の方が勝っているからです。

<個別のストーリーについて>

全く24時間という設定を生かしきれていません。せっかく制限時間を設けているのに、肝心の最後の数時間をナレーションだけでさらっと流されてしまったら、死んだ人も浮かばれずに、見ている読者も「あれ?もう終わり?」みたいな気持ちとなってしまいます。

「人間の死=感動を呼ぶ」という安易な発想から作った作品としか思えません。本当に人が、特に、大切な人が死ぬというのは、どういう事なのか。それさえもきちんと考えずに、「こういう設定なら感動を呼ぶだろ」みたいな安直な考え方で作品を作らないで欲しいと思います。

不慮の事故であったり、不治の病であったり、理不尽な現象に巻き込まれて大切な人を亡くした人達の気持ち。そういった人達の「心」をまるで解かっていない、ただの頭でっかちな作品のように感じました。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2008-11-01 22:07:01] [修正:2008-11-01 22:07:01] [このレビューのURL]

期待外れの作品です。

作者自身は、この作品に対して直球で描き過ぎたとか、残酷描写や性的描写がマズかったとか、色々言っていましたが、本質的な問題はそこではありません。

まず、話が単調で、物語に厚みや面白みが無い。次に、キャラクターが平凡・陰湿で魅力を感じられない。最後に、話全体に、これから先どうなるんだろうという、興味を持てない。

他にも幾つかありますが、要するに、つまらない。

読みきりの頃は期待してたんですけどね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-05-28 22:17:42] [修正:2008-05-28 22:17:42] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示