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4.25点(レビュー数:27人)

作者高橋和希

巻数38巻 (完結)

連載誌週刊少年ジャンプ:1996年~ / 集英社

更新時刻 2011-01-23 04:55:20

あらすじ 今世紀初頭から、誰も完成させる事が出来なかった『千年パズル』。それを祖父から受け継いだ武藤遊戯は、ある晩ついにパズルを完成させる!最後の1ピースをはめた時、パズルが突然光り出し!?

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この漫画のレビュー

4点 メカざわさん

ゲーム漫画。絵は良。

最近は書店で1巻だけ試し読みとか、オンラインで数ページを立ち読みとかのサービスがあるが、本作品がそれに該当する場合は注意して欲しい。1巻だけ読んで買うことを決意してしまうと大変な目にあうからだ。分かりやすく言うとだまされる。だまされた!

「アウターゾーン」や「ホワイトマジック」のような、一つ一つの話にテーマのある作品が個人的に好きな私は、1巻の遊戯王の描こうとしているものに対して大変な共感が得られたものである。当時大人買いした時は32巻くらいだったが、1巻の展開がそこまで続くのであれば作者は実に天才だとドキドキさせられたものである。ただ、申し訳ないが普通の漫画家だったと酷評させてもらおう。凡人だあんたは。

多くの方がカードバトル漫画と表現しているように、カードバトルの話が序盤で始まったと思ったら、後半までずっとそれである。だらだら続く漫画の完成系なのか、一つのヒットに味をしめたのか、とにかく凡人の描く典型的な駄作といえよう。きわめて子供だましな本作品は漫画というものを小馬鹿にしているとしか思えない。

「ずっと俺のターン」とか名言を生み出すこの作品においては、世間ではもしかしたら名作と呼ばれているかもしれない。しかしながら、出だしを基準に漫画というものを評価しているだけに、今やっているものは全てキャラ崩壊、ストーリー崩壊と表現させてもらう。言わば、「別の作品」で描けばよかったのだ。これはもう別モノだ!バカモノ!

カードバトルを別の漫画でやっていれば6点〜7点の評価をあたえたかもしれない。ゲーム化されたデュエルバトルにハマった過去があるのは内緒だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-19 20:24:38] [修正:2009-08-19 20:24:38]

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