あらすじ 優秀なCIA工作員であったアル・シモンズは、魔界第8階層の支配者マレボルギアの目に止まり、暗殺された。魔界に送り込まれたアルは最愛の妻ワンダと再会するためにマレボルギアと契約を交わし、魔界の軍団構成員”ヘルスポーン”となった。80億ものスポーンの軍勢を率いる将官候補として特別にスカウトされたアルは、マレボルギアの策略で「5年後の」地球に跳ばされた。そこでアルは、妻がかつての親友と再婚しており、子供までいることを知り、絶望する。 スラム地区に居を構えたスポーンは彼を王と慕うホームレスたちや自らを守るために、マフィアのサイボーグや天界から送り込まれたアンチスポーン「リディーマー」らと戦う。また、天使アンジェラとは敵として相争い、その後は共闘する仲となっていく。 うち続く戦いの中で“地球”の意志に触れたスポーンは、魔界に属する存在ではなくなり、彼は自らの信じる正義に基づいて罪を犯した魂を殺害していく影のヒーローと変わっていく。( Wikipediaより)
この漫画のレビュー
6点 columbo87さん
ブックオフ行った時にアメコミコーナー探すと高確率で置いてある、一昔前のアメコミブームの遺物。ノスタルジーと共に今のアメコミブームに恐怖を抱かせる素敵なアイテム。
こうならないように新しい邦訳も買いましょうw
出版社に反抗して立ち上げられた雑誌だけあって、同じような恨みを持つライターが参加していて豪華。ミラーとかムーアとかゲイマンとか(そのせいで初期はしょっちゅうスポーンのキャラが変わって困惑もする)。個人的にはムーア担当の地獄巡りの話がお気に入り。
何気にシリーズの最初から読むことができる希少な邦訳。だから読みやすさという点では入門に持って来い。古本屋で邦訳全巻揃えるのは難しいけど、基本的にスポーンの自分探しと天界魔界の殺し合いがメインであんま本筋がすすまないので(多分そんな後の話考えてない)、多少巻が飛んでいても話の把握は可能。
バイオレーターとかアンジェラとか、むしろ外伝が面白い。靴ひもで縛った顔面、というスポーンの個性がバットマンとのクロスオーバー由来ってのも変な話だ。
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[投稿:2012-08-16 13:51:21] [修正:2012-08-16 13:56:26]