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6.5点(レビュー数:2人)

作者岩岡ヒサエ

巻数2巻 (完結)

連載誌月刊IKKI:2012年~ / 講談社

更新時刻 2012-11-28 22:11:17

あらすじ 時は21世紀後半の日本、3R(リデュース・リユース・リサイクル)法が施行され、世の中は徹底したリサイクル社会になっていた。大学進学のため上京した初音は、下宿先である祖母の経営する電器店の手伝いを介して、様々な人と触れ合ってゆく。

備考 ラスト3話は未収録だがサイトで読める。

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この漫画のレビュー

6点 s-fateさん

 スカイツリーと地味な女の子の表紙、駅名が消えた業平橋を用いたタイトル。狙いすぎている感が強くあまり期待していませんでしたが、意外と面白く読めました。
 行き過ぎたリサイクルが進んだ社会とさびれた日本。いきなりスカイツリーが過去形で語られる時代設定。サラッと描かれていますがちょっとしたことで即座に警察が飛んでくる強権ぶり。カメラだらけの監視社会。学生がアパート代わりに店舗(スナック?)を借りられる不動産相場の崩壊。主人公地味な女の子だけど大学に通えるだけでもまだ裕福なんじゃないだろうか。
 ツッコミどころが多いと感じるか示唆に富んでいると感じるかは人それぞれだと思いますが、個人的には後者よりの視点で読んでいるので今後も楽しみです。
 追記:残念ながら打ち切りのようです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-12-22 10:18:48] [修正:2014-07-20 09:34:41]

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