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5.5点(レビュー数:2人)

作者鳥飼茜

巻数8巻 (完結)

連載誌モーニング・ツー:2013年~ / 講談社

更新時刻 2014-09-22 21:38:56

あらすじ 高校からの友人、美奈子から結婚報告を受ける。 彼女の表情は少し得意げ。 違和感は曖昧な笑顔でやり過ごす。うまれて25年、いつからこんな感じだったのだろう。 女をこじらせてしまった高校教師・原美鈴の、刺激的な授業が始まる。

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先生の白い嘘のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

4点 酢飯さん

[ネタバレあり]

教師である主人公は親友の婚約者から陵辱されながら尚もその関係を続けていく。生物学、社会的性差の話はいくつもあるがここまで強いインパクトがある冒頭は中々ない

主人公、主人公の親友美奈子、美奈子の婚約者早藤、主人公に恋する新妻、新妻が気になるミサカナ
立場や性別や視点を変えた人物から語られる
『男とは女とは』が面白かった

特に良かったのは3巻
「私は彼女を見下す座席を与えられたのだ」
「かわいそうな美奈子 かわいそうに」
主人公の自己の見つめ方や客観性が物悲しく、薄暗い怖さが際立っていた

しかし4巻の美奈子の妊娠から安っぽい展開が続く
不倫されていた美奈子、不倫相手の玲菜、レイプされ続けていた主人公たち女が皆謎の「新しい命」パワーから早藤を救おうとする、そしてそのパワーに圧倒され早藤は自爆

新妻周辺の話がごちゃついたせいで新妻ー主人公の関係性も薄くなってしまい、主人公が早藤を許すに足る展開が無かった

3巻までの問題提起は色々考えさせられたし面白かった(ここまでなら6点くらい)キレイに纏めようとし過ぎてご都合主義展開になってしまったのがとても残念

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-10-17 22:19:31] [修正:2021-10-17 22:49:32] [このレビューのURL]

支配者、被支配者の構造、男性性の加害性が鮮明に描かれていて苦しいです。他者を物的に搾取する支配と服従の対立軸が反転する終盤も壮絶です。

縦長や横長のコマを連綿されて動作の繋ぎが流麗です。大ゴマの配置が周到。暴力シーンなんかは画面を黒を基調にしていたりして、より惨いです。

フェミニズムだけでなく、個人の自己実現にも焦点を当てて描いてます。男性らしさ、女性らしさなど短絡的な性へのレッテル貼りへの嫌疑も描いてたと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-04-02 23:48:00] [修正:2020-05-28 14:55:33] [このレビューのURL]


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