善悪の屑(外道の歌)のレビュー
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6点 s-fateさん
家族を残酷な殺され方をした男が「復讐屋」を営む話です。題材はだいたい実在の事件をアレンジしたもので、読めばなんとなくあの事件を基にしているな、と思うものが多いと思います。そして話が進んでいくうちに復讐失敗のあと依頼人を保護したり、保護した依頼人と相棒との共同生活が少し殺伐さを緩和したり同業者とかち合ったりと話が膨らんできたところでタイトル替えで仕切り直しのようです。
個人的には淡々と仕置きが完了されるのでそれほど残酷さは感じません。一見えげつないけど意外と考えられたリミッターの存在を感じます。ただし、被害者は作品の性質上ひどい目にあうし、加害者の仕置きもだらしない体型の中年のオッサンのケツに焼き火箸突っ込むとか、局部を使った拷問が多いとか、そういったものに話の内容如何に関わらずとにかく嫌悪感を抱く人にはお勧めできません。
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[投稿:2016-07-16 11:38:50] [修正:2016-07-16 11:38:50] [このレビューのURL]