メイドインアビスのレビュー
6点 バルボッサさん
よくできた漫画だが、読むとゴリゴリと精神が削られる。
好きな人は好きだろうと思うが、おっさんが読むにはちょいとヘビー。
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[投稿:2022-11-04 23:41:39] [修正:2022-11-04 23:42:09] [このレビューのURL]
10点 しょぼーンさん
ダークファンタジー漫画には良作が多い
ベルセルク、ハガレン、ドロヘドロ辺りがダークファンタジーの漫画の中では最高ランクだろう。
しかしこのメイドインアビスは今後の展開によってはこのランクの仲間入りを文句言えなくなるほどの期待値がある。
というより今この段階でも十二分に面白い。
絵に関しては最初は若干受け付けないが見れば見るほど不思議な世界観を味わうことができるし好きになる
かわいい絵柄に反してかなりきつい場面もあるがそこが魅力
どちらかというと漫画をある程度読み慣れた人向けの大人の絵本
三巻まで読めばその魅力は伝わるだろう
悪役に悪意がないのがまたいい
アビスに対する探究心が行き過ぎているだけであって自分を悪と1ナノメートルも思っていない
「母親に会うため片道切符の未知の世界へ挑む少女の大冒険」
危うくケモナーにされかけられるほどかわいいナナチがいいんだなぁ、これが
あとカバー下(一部を除く)さえ見なければ作者のロリコンは気にならない
期待を込めて十点とさせていただく
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[投稿:2020-05-25 12:17:00] [修正:2020-05-26 15:14:44] [このレビューのURL]
6点 コリンさん
世間的には評価されてるように朗らかな絵のキャラクターとグロい描写のギャップが特徴的な漫画でした。
旅の目的もはっきりしていて程よく伏線も貼られているので、内容も頭に入ってきやすく読んでいる中でのインパクトもある作品だと思います。
残念なところをあげるとらすれば、戦闘シーンなどで時々何が起こっているかわかりづらい描写があるかなってところでした。
作風のギャップの割に、主人公たちは自分たちの置かれている状況に今のところ絶望感は
あまりないため、今後よくない展開にもっていこうとすればいくらでももっていける余地があると思いますが、個人的にはなるべく簡潔にハッピーエンドで終わってほしいです(笑)
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[投稿:2018-02-13 00:14:14] [修正:2018-02-13 00:14:14] [このレビューのURL]
6点 Scroogeさん
危険とお宝がいっぱいの大穴アビス。
深く踏み込めば生きて帰れないアビスに少年と少女が潜る冒険マンガ。
元気少女リコと記憶喪失のロボット少年レグ。2人はアビス最下層へたどり着けるか?
そしてアビスの底には何があるのか?という漫画。
着想と情熱はすばらしい。
描きたいものを描き切る気迫があって好感が持てる。
練り込んだ展開も読者を引き込む力がある。
ただ、やはり欠点も大きい。根本的に漫画の技術が不足している。
主人公たちにスポットが当たり過ぎて、アビス自体が描けていない。
アビスの歴史、アビスの広がりは詳細な設定がある事を匂わせつつ、ほぼ描かれない。
おそらくは物語がスピード感を失わないために、
主人公たちがまっしぐらに下層へ向かう事にしたのだろう。
だが、急ぎすぎた印象だし情報を盛り込む構成力に物足りなさを感じる。
その結果、展開のバリエーションが少なく、冒険譚でなく子どもが酷い目に会う話になっている。
下へ進む、上には戻れない、底まで突き進むという明快なルールのおかげで読者はついていきやすいが、
作者の狙いというよりは幸運だろう。
諸々の欠点はおそらく作者もわかっている。
それでもなおこの作品を描きたかった理由はなんだろうか。
アビスの底にその答えがあると期待している。
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[投稿:2017-09-16 21:35:55] [修正:2017-09-16 21:35:55] [このレビューのURL]
8点 cezaimarさん
キャラクタ:★★☆
ストーリー:★★★
演出・展開:★★★
画力・構成:★★★
エンタメ性:★☆☆
底の見えない大穴「アビス」には、不思議な力を持つ遺産が多く眠っており、それゆえに多くの探屈家が集まるところである。
主人公のリコと、ロボットなのに記憶喪失のレグ、そして世のケモナーを目覚めさせてしまった猫耳ナナチの3人が最奥にいるかもしれないリコの母を目指して冒険をするお話です。
まず絵が、画用紙の上に太めのペンで手書きしたような温かい絵柄で、これだけでも紙の本を買う価値があります。
もともとイラストレータで、コナミでゲームの仕事をしたあと退職してメイドインアビスの仕掛け絵本を書こうとしたところから本作が生まれたようです。
ところがロリキャラと温かい絵柄に反して、ストーリーはかなり狡猾でエグい。
アビスは深く潜れば潜るほど強い敵が現れるのですが、それ以上に帰るときにかかる上昇負荷という設定がストーリーのキーとなっており、4層では全身の穴という穴から出血、6層では人間性の喪失、7層以下で確実な死が訪れます。
(この辺のグロさもきっちりグロく書かれてる)
またこの上昇不可は狂人をも生み出しており、それが他の冒険物とは違ったストーリーの練られ方になり続きが気になります。
現在単行本は6巻まで出ており、終盤?の6層まで来ていますが、新たなキャラ、謎、伏線回収の予感があり全く勢いが衰えません。
なおエンタメ性を★1としたのは、所々入るペドっぽさが好きではないからです。
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[投稿:2017-08-21 00:35:38] [修正:2017-08-21 00:49:41] [このレビューのURL]
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