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7点(レビュー数:1人)

作者複数作家

原作福本伸行・萩原天晴

巻数10巻 (完結)

連載誌月刊ヤングマガジン:2015年~ / 講談社

更新時刻 2017-03-17 15:15:28

あらすじ 帝愛グループ会長・兵藤和尊(ひょうどう・かずたか)の命で、債務者たちによる「死のゲーム」の企画を任された幹部・利根川幸雄(とねがわ・ゆきお)!! 早速、企画会議を開く利根川を待っていたのは、受難…!! 煩悶…!! そして絶望…!! 会長と黒服の間で苦悩する利根川を描く、悪魔的スピンオフ、始動……!!

備考 作画:橋本智広、三好智樹

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中間管理録トネガワのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

7点 ITSUKIさん

原作「カイジ」シリーズの第1作である「賭博黙示録」を、読み込んでいなくとも、少し読んだことがあればより楽しめますが、読んだことなくても多分大丈夫。
「賭博黙示録」に登場する悪役、利根川を主役としたスピンオフです。
時系列としては「賭博黙示録」より前に、帝愛グループ内で部下の黒服達と奮闘するコメディ漫画です。
絵の雰囲気なんかは非常に福本先生に似ているので、違和感なく読めました。
中間管理職の立場として、会長の兵藤にこき使われたり、見分けがつかないと思っていたのに、意外に(!?)個性豊かな黒服達をまとめるのに苦労したり、まさに「中間管理録」。
利根川の苦労が偲ばれます。
「賭博黙示録」では、カイジの視点からみると憎たらしかった利根川ですが、この作品を読むと、「こんな色々頑張ってたのに、迎える結末はアレ、なのかぁ・・・」と感情移入して同情してしまいました。
少しネタ切れを感じてきたところで、次巻10巻で完結とのこと。ちょうどいい頃合だと思いました。
最後は、「賭博黙示録」本編へと繋がるラストなのでしょう・・?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-01-25 05:58:42] [修正:2020-01-25 05:58:42] [このレビューのURL]


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