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6点(レビュー数:1人)

作者山崎零

巻数12巻 (連載中)

連載誌くらげバンチ:2017年~ / 新潮社

更新時刻 2022-02-07 16:47:08

あらすじ 大阪で家族と暮らす野々村もも。 仕事がお休みの日の楽しみは、亡くなった祖母から受け継いだ着物でおでかけすること。 三月のある休日、一人ででかけた京都の老舗喫茶店で、とある男性に一目ぼれして――。

備考 月刊コミック@バンチで連載後移籍

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恋せよキモノ乙女のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

6点 朔太さん

私は女性向け漫画は苦手で、あまり多くは読みませんが、本作品には他には
ない特長がたくさん散りばめられていて、どんどん読み進めてしまいました。

1.着物に関する蘊蓄が凄い。
  表題がそうなんですから当然なんですが、ご本人の職業とは基本的には
  関係ないですから、趣味というかお好きなんですね。
  山崎零さんは、日本画家としても有名な方です。
  写真で見ても、着物がお似合いの素敵な女性でした。
2.毎回異なる場面設定
  観光名所や隠れた名店などへ着物を着て、デートや見物に出かける設定が、
  旅行記のような雰囲気を醸し出しますので、楽しいです。
3.恋愛
  主人公の健気で一途な恋心が可愛い。
  早い段階で、失恋してしまいますが、「想い続けることは悪いことでは
  ないでしょ」と心に秘めながら、新しい仕事に邁進する姿は好感を持ちますね。
  
ただし、恋が成就してからは平凡な少女漫画になり果ててしまったのは残念です。
斜めに世の中を見てしまいますと、こんな風に恋が成就し、結婚に至ったが
皆幸せなら、世の中に離婚や別れはないわけで、そんな現実を描く女性作家
さんはいないのでしょうか。
別れも千差万別で様々な人生の彩と思うのですが。
と、本題からそれましたが、本作品は表題通りの直球ど真ん中の良作でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2024-10-12 09:54:18] [修正:2024-10-12 09:54:18] [このレビューのURL]


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