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7点(レビュー数:1人)

作者有咲めいか

巻数7巻 (完結)

連載誌ゴーゴーバンチ:2016年~ / 新潮社

更新時刻 2023-04-20 17:42:01

あらすじ 人は誰しも秘密を抱え、思い煩う。たとえばそれが、他人には理解し難い性的嗜好なら尚――。“生理血嗜好、加虐性愛、妊婦性愛、人形性愛”これはカフェ「statice」に訪れた性的倒錯者(パラフィリアン)による、裸の告白。

備考 『ゴーゴーバンチ』(新潮社)にてvol.10(2016年10月1日)からvol.21(2018年2月9日)まで連載後、同社のコミック配信サイト『Bバンチ』に移籍して2018年4月13日から2020年3月6日まで配信されていた。

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偏愛カフェのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

7点 朔太さん

漫画もついにここまで来たか、という驚きでいっぱいになりました。
奈良崎コロスケはこのマンガがすごい!WEBに寄せたコラムの中で、
「グロテスク全開な作品ではないものの、読者によってはどうしても
受け付けない回が含まれている危険性がある。それでも性的倒錯の
世界を覗きたい人にはお勧めであり、いびつな愛の世界を堪能できる
だろう」と評したそうです。

性的倒錯者と言われれば、SMくらいしか想像できませんでしたが、
毎回とんでもない性的嗜好者が現れます。
最初の紹介だけでたまげてしまうこともあります。
読者としては、それを知っただけでお腹いっぱいになって
満足してしまうこともありました。

問題は、嗜好が志向に終わらず、過剰になりがちなんですよね。
度々、殺人にまで発展しがちでして、性的嗜好者の人権のためには、
もっと明るい解釈でお話が作れないかと残念になります。
今のままでは、性的倒錯者を否定する作品になってしまっています。
現に、一気に6巻まで読んだ私には、もう満腹感があります。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2023-04-23 09:18:58] [修正:2023-04-23 09:18:58] [このレビューのURL]


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