ホーム > 不明 > 別冊コロコロコミック > LAMPO-THE HYPERSONIC BOY-

7.2点(レビュー数:5人)

作者上山徹郎

巻数4巻 (完結)

連載誌別冊コロコロコミック:1995年~ / 小学館

更新時刻 2009-11-25 06:38:47

あらすじ 遠く首都から離れた辺境の地に育った少年ランポは、ジェファン神国から逃げてきた巫女・ヨシノとであった。

備考 月刊コロコロコミックで連載開始。単行本第2巻の第9話以降は『別冊コロコロコミック』に移籍しての連載。単行本はてんとう虫コミックススペシャル。

シェア
Check

LAMPO-THE HYPERSONIC BOY-のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全5 件

8点 Leonさん

児童誌に連載された作品とは思えない画力が魅力的。
兄同様ストーリーとキャラ設定が秀逸で最後まで
飽きなかった。電人ファウストからかなり進歩したようですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-09-22 18:22:33] [修正:2022-03-30 07:48:32] [このレビューのURL]

7点 中華三振さん

この先生のデビューの読みきり作品「機動剣士 ガンボーグVZ」を読んで、そのコロコロ離れした凄まじい描きこみっぷりに感激し、以降の「電人ファウスト」等も読んでいました。が、一つ上の兄貴や、周りの友人の上山先生に対する評価はイマイチ・・・どうも自分の好みは渋かったのかもしれません。
(ちなみに、同時期にコロコロに連載していた上山道郎先生の実弟だと知ったのは最近になってからでした)


そして先生の最後の小学誌連載となる「LAMPO」
ジェファン神国や神国ロボット、登場する兵器のリアリティに感激を覚えました。
そしてド派手で恒例のコロコロ離れをした演出。
読んだことある方なら分かると思いますが、第1話冒頭の主人公ランポがサメを釣るシーン(掲載時はたしかここででっかく作品タイトルが出たと思います)の”掴み”を見た時の興奮は今も忘れることができません。

私以外にLAMPOのレビューをされてる方、同様。自分も連載中にコロコロは卒業してしまい、途中以降のストーリーは知らないまま最近まで過してきました。
そして、ネットでふとコロコロ談義がされている掲示板にてLAMPOの話が出たとき、どうしても読み直したくなったので、オークションにて少々値が張りましたがなんとか購入。

歳を経て、落ち着いた視点で読み直してまず思ったのが「小学誌には勿体無い!!」
プロットもそうですが、背景の描きこみっぷりが半端ないレベルです。青年誌でもここまで描き込む&描き込める漫画化はそうそういないです。背景の線の細かさなど、芸術レベルに達してます。
ストーリーも、あまり時間を与えてもらえず、後半の駆け足展開っぷりが非常にもったいなかったですが、それは当時の雑誌からこの漫画に向けられていた視線を考えるとやむ終えなかったのかな・・・と。
もっと長く連載していれば、あるいはもっと違った結果だったかもしれません。
(その点だけがどうしても響くので、今回は7点とさせて頂きます。心情的には9点くらい与えたいのですが)

とにかく、背景が書き込まれてる漫画が好きな人には絶対お勧めです。
小さい頃読んでいて、続きが気になるなという方にもお勧めです。
まったく読んだことがないという方は、そこそこの値段で手に入れる幸運があれば(古書店で安くあったとか)是非お勧めします。
残念ながら現在絶版漫画のため、入手が難しいことだけが玉に傷ですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-12 18:35:22] [修正:2010-09-12 18:36:43] [このレビューのURL]

7点 ITSUKIさん

この作品の第一話を「コロコロコミック」誌上で読んだ時の衝撃は忘れません。
当時の連載していた作品の中でも、断トツで絵がうまく、アクションシーンも描け、ロボの書き込みやデザインも非常に凝っていました。ストーリーもシリアス。
要するに「超かっこよかった」んですね(笑)
夢中で読み返し、第一話の内容をずっと覚えていました。

しかし、ちょうどその頃は自分がコロコロを卒業するくらいの時期だった為別冊に移籍してた事もここで漫画登録するまで知りませんでした。
最近になってどうしても最後まであの「ランポ」を読んでみたいと思い、中古をさがしてようやく揃えました。

そして10年以上の間をあけて読んでみたのですが・・・
第一印象はキャラの顔!はじめは顔つきがデフォルメ調ないかにも「コロコロ」らしい顔でここが思い出補正との違いでした。連載後期はイケメンになってます(笑
ストーリーはいわゆるボーイミーツガールから、さらわれた姫をマリオのごとく救い出しに行く内容です。
絵の上手さに関しては思い出補正抜きにしても上手だと思います。

次に思ったのは「設定の凝り方」です。
どうみても児童向けじゃないし、漢字も難しいものが多く、これは小学生は読み飛ばすなぁと思いました。読み返してそこらの良さに気付けて良かったです。
ストーリーのまとめはちょっとイマイチ、というか駆け足に感じました。
作者の構想通りには描けなかったのだろうなと思いました。惜しい。

キャラは良し!ランポのいかにも主人公らしい性格と、そのライバルっぽい位置づけのローズもクールでかっこいい。
それ以上にロボットであるマスラオとかの性格の「人間臭さ」がとても良い。ダイの大冒険のキャラの様な武人っぷり。
帝国のロボ達の性格は一部除いてかませ、やられ役な奴ばっかでしたがw

昔の思い出の作品を年とってから読むと、「思い出ブレイカー」的な事になる事も多々あるのですが、この作品はそんな事ありませんでした。
今読んでもなお「かっこいい漫画だ」といえる作品です!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-31 15:54:14] [修正:2010-01-13 16:33:58] [このレビューのURL]

7点 茶玉晋吉さん

設定は細かいもの、ストーリーの大筋は単純明快で読みやすいです。何よりも、逸脱した高い画力が、読み手を飽きさせません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-12-17 16:30:02] [修正:2007-12-17 16:30:02] [このレビューのURL]

7点 M4時さん

画力、設定ともに高レベルの作品です。別冊コロコロで連載されていましたが今大学に通う私が読んでもおもしろいと思える作品です。サイボーグとか鬼のように格好いいのでオススメです。ただ、若干説明不足な点も見られるのでちょっと物足りなさがあるかもしれません。あと、今はもうほとんど出回ってないので古本屋なんかで見かけたときはすごいラッキーだと思っていいでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-10-06 19:41:23] [修正:2007-10-06 19:41:23] [このレビューのURL]

PR


LAMPO-THE HYPERSONIC BOY-と同じ作者の漫画

上山徹郎の情報をもっと見る

同年代の漫画

別冊コロコロコミックの情報をもっと見る