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9点(レビュー数:2人)

作者大島弓子

巻数1巻 (完結)

連載誌Seventeen:1977年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:39:15

あらすじ ---

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バナナブレッドのプディングのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

9点 kuroneko3298さん


「世間にうしろめたさを感じている男色家の男性との結婚」を望み家出した女の 子のお話。彼女はなぜこんなことを考えたのでしょうか? 

そこには 大島作品独特の少女ゆえの精神世界が広がっています。
ちょっとずれた奇妙な主人公達。でも心が病んでる訳じゃありません。
ただ 純粋ゆえに自分を責め、思い悩んでいるのです。
そんな彼女たちを救うのは「みんな同じなのよ」そんな言葉なのかもしれません。
少女から大人へ続く道の中間で誰もがであったはずの戸惑いや揺れる心を
繊細に切り取った作品たち。それは時に衝撃を持って迫ってきます。
それでも、作品が重く暗く感じないのは、綿菓子みたいな彼女達がみんなひたむきで一生懸命だからかもしれません



ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-06-26 13:45:52] [修正:2019-06-26 13:47:07] [このレビューのURL]

9点 玄米茶さん

少女マンガだけど、テーマはセックス。

思春期には誰にでも訪れる、自らの肉体・精神の変化に対する混乱と、それに伴う人間関係の破綻が描かれる。読み手の内面に切り込んでくるような話が、少女マンガという器にかろうじで盛り込まれている。

行き着くところまでいった、という感じのラストだけれど、それでも明日を感じさせるのがとてもイイです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-05-25 21:31:13] [修正:2013-05-25 21:35:22] [このレビューのURL]


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