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5.75点(レビュー数:4人)

作者桐原いづみ

巻数7巻 (完結)

連載誌コミックハイ!:2004年~ / 双葉社

更新時刻 2009-11-25 06:39:34

あらすじ 新入生・麻井 麦、15歳。緊張すると声が出なくなるほどの極度の上がり症。口癖は「む…無理です」。そんな超恥ずかしがり屋でネガティブな彼女がどうしたわけか演劇研究会にスカウトされてしまった!? この世で一番向いていないはずの「舞台に立つ」という人生最大の試練に向けて恐怖の日々が始まった!!
 

備考 番外編としてサブキャラを中心に描いた「ひとひらアンコール」が、また続編として「榊美麗のためなら僕は…ッ!!」がある。
2007年にAT-Xおよび独立UHF局系列にてテレビアニメ化された。
 

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ひとひらのレビュー

点数別:
1件~ 4件を表示/全4 件

6点 とろっちさん

声が出なくなるほど極度のあがり症。 やりたいことが見つからない。 自己主張ができない。
周囲に対して、友人に対して、自分自身に対して、どうしても一歩が踏み出せない。 前に進めない。
そんなもの凄く後ろ向きな主人公が強引な勧誘と不運な巡り合わせとで演劇に出会う話。

漫画をちょっとでも読み慣れた人なら、第一話を読んでその後のあらすじが何となく頭に浮かぶはず。
そしてその思い浮かんだ展開は恐らくながらあながち間違いではないはず。
そのぐらいに特段の捻りや意外性に欠けるような作品。
他の方のレビューにもあるように、数多くの漫画の中からこれを選ぶ必然性にも魅力にも乏しいです。
せっかく張った伏線を思いっきり無視したりするし、主人公は見ていてイライラするしで、
作者にとって初の連載ということもあってか最初の方は特に読みにくかったですね。

ただし、つまらないかと言えばそんなことはなく、特段の期待もせずに読んでみたら
思いのほか面白かった作品という印象です。
何だかんだでキャラの造形が上手くて皆それぞれ個性をはっきりと読み取ることができ、
作者がしっかりと話を作るというよりは各キャラが勝手に動いて話が出来ていくという感じ。
至極オーソドックスな展開なのに気が付けばどんどん話に引き込まれていきます。

成長物語かどうかはさて置き、「やってて良かったって思える」ものに出会えた彼女は実に幸せ。
ジャンルや主人公の性格などは違いますが、「宙のまにまに」なんかに近い空気を感じます。
自分はずっと運動部でしたけどこういうのを読むと文科系の部活が楽しそうに見えて仕方がないです。
綺麗にまとまりすぎていて、現役の学生の人が読んで共感を得られるかは正直わからないですが、
かつて学生だった人がノスタルジーに浸る作品としてはなかなか良いのでは。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-25 01:16:30] [修正:2011-10-25 01:16:30] [このレビューのURL]

5点 ラド様さん

可も無く不可もなく。
決して読めなくはないが、時間を割いてまで読む価値あったかなーと一瞬考えちゃう漫画です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-21 17:31:52] [修正:2011-07-21 17:31:52] [このレビューのURL]

6点 kshrtさん

上がり症の主人公が演劇研究会に入り、成長していくストーリー。
応援したくなる主人公に思い入れ、アニメまで見てしまいました。

絵が綺麗で好みでした。

以下のレビューで書かれている通り劇的な展開はありませんが、ホンワカとした余韻にしてくれます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-18 21:19:32] [修正:2010-04-18 21:19:32] [このレビューのURL]

6点 チャドさん

読んでいてついつい応援したくなってくる。
絵もキレイで話も読みやすい。
そんなに激動な展開はないが、ちょっとした学園生活の中のちょっとした決心や友情が、なんだか嬉しくなる。
誰にでもオススメできる作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2008-02-04 23:56:53] [修正:2008-02-04 23:56:53] [このレビューのURL]


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