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7.33点(レビュー数:3人)

作者逢坂みえこ

巻数16巻 (完結)

連載誌ぶ〜け:1988年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:40:03

あらすじ 小説家の姉・一姫と家事を切り盛りする高校2年の弟・二太郎。
昔飼っていたカキを亡くして以来2人で過ごしてきた古屋家に、子犬の“みかん”が加わった!! 
しかし人間不信の気があるみかんに二太郎の苦戦の日々が続き!?

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永遠の野原のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

8点 kuroneko3298さん

恋する二太郎にはきらめいて見えるマリコさんが、親友たちにはそうはみえない。何ともクスクスです。そんなささいな日常のクスクスしちゃう出来事やチクっとささる悲しみがちりばめられてる作品です。
二太郎をめぐるたくさんの人たちの短編作品にもなっているので、きっと誰かに共感できると思います。
どんな時も愛犬みかんはそばにいて。時々二太郎を振り返りながら嬉しそうに走る。「ずっといっしょにいような」そうつぶやくこの幸せな今もこのときも・・
いつか彼の中で永遠の野原になるのだろう。
時には誰かを傷つけ、自分も傷つく。けれどきっとそれは少しの痛みとともに
いつかいい思い出となって自分の宝物になる。
最後まで明るくガッツな野沢ひとみの姿に
一生懸命生ききればきっといいことある!!てぜったい確信できますよ!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-09-21 13:30:35] [修正:2012-09-21 13:30:35] [このレビューのURL]

7点 blackbirdさん

小説家の一姫・高校生の二太郎・の姉弟は、愛犬みかんと共に同居している。一姫には恋人ができて、二太郎は電車でマリコに一目ぼれ。二人は付き合うようになるが、やがて二太郎の親友・太も巻き込んでの三角関係、さらに・・・。

高校生らしい片思いのオンパレード。
純粋に見えたマリコが、次第に自分の本当の気持ちに気づき、嫌だと思いながらも人を傷つけ、人を好きな気持ちに素直に行動する様は、怖いようだけど抑えきれない人間のサガを感じさせる。

決してゆるがない太が、本当に強くて、冷たいようだけど優しいなと感じました。

高校生位の多感な時に読みたい作品。
みかんの愛くるしい姿に癒されます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-17 16:20:24] [修正:2011-04-17 16:20:24] [このレビューのURL]

7点 rongaiさん

主人公の二太郎を中心に友情とか家族・恋愛のお話が展開されます。
突飛な事件が起こることもなく、ただ日常にありそうな出来事が続きますです。
静かで穏やかな日々。なんだかノスタルジィ〜。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-06-27 14:23:08] [修正:2007-06-27 14:23:08] [このレビューのURL]


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