ホーム > 不明 > ASUKA > クリア・クオリア

6.5点(レビュー数:2人)

作者遠藤海成

巻数2巻 (完結)

連載誌ASUKA:2006年~ / 角川書店

更新時刻 2009-11-25 06:40:19

あらすじ 徐々に四肢が腐り死に至る病気「突発性末端壊疽症候群」俗称「ピノキオ」は、義肢または抗体を持つドナーの手足と“交換”することでのみ進行を防げる奇病。ドナーであるドロシーは、ある日廃棄寸前の機械人形「プラスティカ」を、貴重な自分の目と交換し手に入れるが・・・。

シェア
Check

クリア・クオリアのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

6点 パンダマンさん

 クオリアとは、「〜みたいな感じ」のように使われる曖昧なイメージをさす言葉

 世界に蔓延した病気のせいで、体から無機質なロボットに近づき心まで影響を受け始めてる人類と、人間以上に人間らしい感情を持つ機械人形。
 曖昧になっていく境界線。曖昧な中にあると思う、あるはずの確かなモノ。というお伽話

 この人特有の流れるような会話は、スラスラ読める。ミュージカルのように踊るような会話。こういうのも会話が弾むっていうのかな?
 お話は最初から核心をついてるんだけど、盛り上がるのはまだこの先。
 仕込みは十分。大化けしていくかもしれない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-02-20 00:27:30] [修正:2008-02-20 00:27:30] [このレビューのURL]

7点 リヴィエラさん

人間は自分を機械の様だと悩み。機械は自分を人間の様だと悩む。
本物の本物、本物の偽者とは、何でしょう?

端々に添えられるコメディ調のコマが作品をダメにしているとは言えないが、それを含め昇華出来たならさらに良い作品になりそうな予感がする。そうなれば8点を付けても良いかもしれない。
今度に期待。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-07-27 16:49:42] [修正:2007-07-27 16:49:42] [このレビューのURL]


クリア・クオリアと同じ作者の漫画

遠藤海成の情報をもっと見る

同年代の漫画

ASUKAの情報をもっと見る