あらすじ 32年間生きたすえ、化け猫となった寺の猫あんずちゃん。だが、べつに妖怪になったからといって「うしおととら」のように人間に危害を加える悪の妖怪と闘う、なんてことをするわけでもなく(貧乏神との対決はあるが)、屋台でイカ焼きのバイトしたりパチンコしたり中学生のグチを聞いたり小学生の舎弟をもったりインキンになったりせっかくきてもらった客をもてなそうと頑張る相手にされなかったり、自転車を盗まれたりして荒れてみせたりしながらダラダラとすごすだけである。その様子はまるで無職の30すぎのおっさんのそれである。
備考 デビューしてからずっと青年漫画誌で一部のおっさんに高く評価されるも世間からはガン無視されるよう漫画ばかりかいてきたいましろたかし。これはそんな彼の最初で、そしておそらく最後の児童誌での連載漫画である。連載はコミックボンボンが休刊する一号前の11月号まで続けられた。
化け猫あんずちゃんのレビュー
点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件
6点 Leonさん
正直よく児童誌で連載できたなと思う。
ゆるゆるとしていて読んでいて気が楽になれる。
地味な作品だけど確かな良さはある。
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[投稿:2019-03-22 06:18:02] [修正:2024-05-31 08:33:22] [このレビューのURL]