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7.66点(レビュー数:3人)

作者山岸凉子

巻数8巻 (完結)

連載誌花とゆめ:1971年~ / 白泉社

更新時刻 2009-11-25 00:44:03

あらすじ 高すぎる身長と才能ある姉へのコンプレックス。悩んだ末、バレエへの道を断念しようとしたノンナが見出した道は…!? 愛と感動のロマン!

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アラベスクのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

6点 kikiさん

古い少女漫画なので絵柄といい主人公の性格といいストーリーといい
「古くさい・・・」と思えてしまいます。
が、ラストもああなってこうなってハッピーエンドなんだろなと超想像が
つくのに何故か最後まで引き込まれてしまいました。
山岸さんは読ませるのが上手いですね。

主人公のノンナは引っ込み思案で「どうせ私なんてへたっぴだし」と
かなり成功しても最後の方までこの思考をひきずってて、とてもバレリーナ
を目指してるとは思えない。前半人形チックな感じがしましたが、後半は
嫉妬したりして面白かったです。

ラストにミノロフ先生の真意を知った時その思いやりの深さに少し感動
いたしましたが・・・先生ドSすぎますw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-18 02:59:03] [修正:2011-04-25 18:12:15] [このレビューのURL]

9点 blackbirdさん

前半はノンナがミロノフ先生に才能を見いだされ、若い時から活躍したがゆえに、その作品のイメージに縛られ、亡命(古い!)するかどうか決断するまで。

後半は一転、怪しげな大人の雰囲気をもったピアニスト、ルービツとの関わりから、大人へ成長する悩み、プリマとして一皮むける様子を描く。

全体的に昔の少女マンガ全開。
ただ、バレエのライン、厳しさ、そして、プロとしてバレエを踊っていくものの成長を描いた名作の一つで間違いないでしょう。

後半ではミロノフへの恋愛感情の描き方も大きく変わる。
おそらく連載当時では、こういった恋愛、性的な内容の描写も、また、若干レズっぽい話も、衝撃的だったのではないかと思わせる。そこを思い切り描いたのはやなり山岸凉子ならでは。

ソビエト時代の話なので、ファッション的には何ともいえない前時代的。そこからも当時の世界のことがわかるでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-10 16:00:44] [修正:2011-04-10 16:00:44] [このレビューのURL]

8点 taroさん

今で言えば、昴とは正反対の性格の天才の物語。
遅すぎず、早すぎずでダラダラしない展開。
漫画の本流という感じで安定感のある作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-09-26 21:00:46] [修正:2009-09-26 21:00:46] [このレビューのURL]


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