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3.86点(レビュー数:15人)

作者山本航暉

巻数62巻 (完結)

連載誌週刊少年マガジン:2001年~ / 講談社

更新時刻 2010-11-10 23:57:30

あらすじ 研修期間を終えて、T県竜宮市の「安田記念病院」に赴任してきた伝説のゴッドハンドの息子・真東輝。彼は仲間・患者達と共に、二人三脚での「最高の医療」を目指し、日々成長していく。(wikipediaより)

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ゴッドハンド輝のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全15 件

5点 desperado5さん

[ネタバレあり]

この作品の最大の特徴は
「主人公が扱う患者は絶対に死なない」
というところです。

この設定をどう受け取るかで評価が一変するでしょう。
あらゆる手だてを労して患者を助け出す主人公を応援したくなるか、
「リアリティー」を扱うはずの医療漫画でこの設定はない、と拒絶するか。

読者にわかりやすく、医療漫画では新鮮なアットホームな雰囲気なので、
自分はあくまで前者の側にいたいのですが、ここまでの長期連載
(連載期間の長さは現在「はじめの一歩」に次ぎ、マガジンで2番目)
となると意見を変えざるをえないかなぁ・・・。

真の医療漫画はやはり患者の「死」をあつかってこそですからね。

「死」と縁遠いこの作品は医療漫画というよりも、
「医療漫画という皮をかぶった娯楽漫画」という解釈が正しいのかも。

個人的に言わせてもらえば、四瑛会ネタを引っ張りすぎのような気がします。
病院経営に視点を向けたことに文句はありませんが、引っ張りすぎはまずいでしょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-05-29 19:23:17] [修正:2009-06-30 19:17:49] [このレビューのURL]

底の浅い幼稚な医療マンガ。

ストーリーは医療マンガなのに、「死」というものが同居していない為、
明るくてとっつきやすく、わかりやすく、万人向けの仕上がり。
少年誌で医療という、ある部分デリケートなものを扱うのに対して、
「死」という描写を出すのに抵抗があるのは
しょうがない事なのかも知れませんが、
どうしてもその分軽くなってしまいます。

今までの医療マンガは、「死」が最大のテーマでした。
最善を尽くしても救えぬ命があり、だからこそ尊い。
死から逃れることは絶対にできない。
だからこそ、死と向き合って、死というものを乗り越えて成長する。
そういった医者や患者の絶望感や怒り、悲しみ、希望がドラマとなって
作品の大きな糧となっていくもの。
現に、数ある医療マンガは
なんらかの形でこの「死」を作中に取り入れ、消化しています。しかし、この作品では「死」の存在が薄いので、
その代わりになるテーマで勝負しています。
そこをどうとるかが面白さの分かれ道になるのでは?と考えます。
少年誌という枠の中にしては、
良く出来ている医療マンガだと思います。


◇この作品の個人的価値=24巻までで 1200円也

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-08-16 14:06:34] [修正:2005-08-30 22:06:16] [このレビューのURL]

3点 Leonさん

やっぱり主人公が担当した患者は必ず死なないのがねぇ。
どんなに感動的なシーンでも薄っぺらく感じるんだよね。
医療漫画は良作が多いけど、これに関しては駄作と言って良いでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-09-20 22:43:40] [修正:2022-03-30 01:05:05] [このレビューのURL]

3点 standblueさん

[ネタバレあり]

主人公に対して非常にイライラする
指導医などの目上の人間に対してロクに敬語も使えない
麻酔科医に対してただ座ってる発言 結果的に麻酔科医を持ち上げて主人公が反省するという話ではあったけど主人公が言ってはいけない発言
叱責されると大声を出して摑みかかる
少し成長したな、と思っても次の回では浅はかな行動をする
未熟な主人公が少しずつ成長するというのは漫画の王道ではあるんだけど医師として以前に人間として未熟過ぎる主人公に対して感情移入するどころか嫌悪感を抱いてしまう
何より医療漫画に必須とも言える人間の死に主人公は関わらない
作品中他のキャラクターは様々な形で人間の死に立ち会って医療の限界と己の未熟さ、命の尊さそう言ったものを痛感させられている
対して主人公はファンタジーパワーで何でもかんでも治してしまうせいか命に対して真摯に取り組んでいるようでどこか薄っぺらく感じてしまう
ライバルの四宮の方が主人公だったらまだ好きでいられた作品
人にオススメは出来ない

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-07-17 02:10:22] [修正:2019-07-17 02:10:22] [このレビューのURL]

4点 p-mcgoohanさん

あ、今週載ってるな。
でも読まなくてもいいか。という作品。

医療漫画や医療ドラマにおいて、
医者が「救う」という言葉を使う作品には強烈な違和感を覚える。
助からない命はあるのは当然だし、
何においても根拠無く「絶対に治る」と言っているようにしか聞こえず、イライラする。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-05-17 02:42:48] [修正:2017-05-17 02:42:48] [このレビューのURL]

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