あらすじ
主人公の小説家・山形鐘一郎は人気作家でありながら貧乏生活という変わり者。また40代後半とは思えぬ体格と風貌で近所では人気者であったが、小説家であることは世間にも隠していた。
ある日、山形が住むアパートの住人が酔いつぶれて倒れていたのを介抱したのをきっかけに、アパートの住人たちとの親交が始まる。隣部屋の住人・佐竹はバブルがはじけて無一文となった元不動産会社社長。佐竹の部屋に入った山形は呆然、家具もカーテンも何ひとつなく、着ている服や下着も一着だけだった。以後、佐竹は山形の部屋に入り浸りながら、貧乏生活をエンジョイする山形の生活法を一緒に楽しむようになる。(wikipediaより)
備考
作者曰く、ライフワークとするつもりの作品であるらしい。
「大市民?」に続く。
大市民のレビュー
10点 masanovさん
私自身つい惰性でだらだらと蔵書を増やし、にっちもさっちもいかなくなったところで何万冊という漫画を100冊ほどに減らしました。
その100冊の中に燦然と残っているのがこの大市民です。
男の美学を学びました。
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[投稿:2013-05-28 18:20:29] [修正:2013-05-28 18:20:29] [このレビューのURL]
8点 オカシューさん
理屈っぽい男が世の中の気に入らない所に文句言ったり、旨い物食べて喜んだりする漫画。
意外に意外に面白い。
ほとんどいちゃもんに近い批判やめちゃ旨そうに物を食い説明する所など何かすごい乗せられる。
才能のある人が書いたブログを漫画にしたらこうなるかな、という感じです。
柳沢きみお先生なんて若い人はまぁ読まないだろうけれど、コレと「妻をめとらば」はイケると思いますよ。
所持巻数 全巻
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[投稿:2009-07-23 21:02:51] [修正:2009-07-23 21:12:11] [このレビューのURL]
8点 双六さん
「小市民」の反対で「大市民」。世の中が「おかしい」と突っ込みながら、限りなく本人は「趣味の良いエピュキュリアン」として生きる。柳沢漫画の最高傑作だと思っています。うちでも、つい「大市民鍋」を作って食べています。当然ビールは小瓶です。
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[投稿:2008-09-03 15:28:45] [修正:2008-09-03 15:28:45] [このレビューのURL]