ホーム > 青年漫画 > ヤングガンガン > カノジョは官能小説家

7点(レビュー数:2人)

作者後藤晶

巻数6巻 (完結)

連載誌ヤングガンガン:2007年~ / スクウェア・エニックス

更新時刻 2009-11-25 00:45:02

あらすじ 熱血無能編集者VS.美人官能小説家!! 官能小説の世界に憧れ、意気揚揚とこの業界に入ってきた椎名圭介。彼は憧れの小説家・黒鬼千尋の担当となったが彼女は誰もが恐れる仕事の鬼であったのだ!!

シェア
Check

カノジョは官能小説家のレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

7点 とろっちさん

カノジョっていうから恋人設定なのかと思いきやそうではなく、
新人熱血編集者と売れっ子美人官能小説家とのやり取りを描いたラブコメです。

掲載誌のせいかもしれませんが、直接的なエロさは控えめになっていて、
官能小説に対する熱い気持ちだとか、編集者としての苦労話だとか、
そういう内情を中心にした、よくありがちな業界漫画の1つです。

とは言えこの作品、ベタな展開ですが全体のテンポも登場人物も良く、なかなか面白いです。
官能小説を舞台に選んだところが特異ではありますが、
でも2人の展開は昔ながらの古風でピュアなラブコメ。
ちょっとニヤニヤしながらも気が付くと随分読み進めているような作品です。

最近は当初の官能小説っぷりが薄れてきてしまい、なんか普通のラブコメと化しているように感じます。
個人的にはもう一化けして強烈な個性を発揮してほしいところ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-06 21:29:35] [修正:2010-05-06 21:29:35] [このレビューのURL]

7点 パンダマンさん

 面白さを追求する小説や漫画とは目的が違う官能小説。
 その裏側というのはどうなっているのか、どういう想いで書いているのか、ちょっと興味があったので読んでみたら予想以上に面白かったです。
 馬鹿がつくほど純粋な新米編集の主人公と、主人公が尊敬する女性官能小説家とが真のエロを追求していくのに、なぜか二人の関係はやたら純粋なものっていうギャップの面白さ。これにはやられた。どうしても先が気になってついつい読んでいた

 突き詰めていくと、普通の面白さを追求するエンターテイメントも、官能小説とその方式や演出がなんら変わりがないというのが書いてあったシーンは衝撃だったし笑えました。

 まぁ内容からお子様には紹介できないけど、エロの世界がコンピュータやらインターネットを発展させた原動力であるのは確かな事だ。その原動力をまともな視点で捉えている作品というのはあまりないんじゃないでしょうか。そういう意味でも結構貴重だし、作者は大真面目で書いていると思う。まじめでまともで面白い作品だと思いました

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-10 18:37:46] [修正:2009-04-10 18:37:46] [このレビューのURL]


カノジョは官能小説家と同じ作者の漫画

後藤晶の情報をもっと見る

同年代の漫画

ヤングガンガンの情報をもっと見る