ホーム > 不明 > 月刊コンプエース > 戦場のヴァルキュリア

6点(レビュー数:2人)

作者鬼頭えん

原作セガ

巻数4巻 (完結)

連載誌月刊コンプエース:2008年~ / 角川書店

更新時刻 2009-11-25 00:46:10

あらすじ 征暦1935年。専制国・東ヨーロッパ帝国と共和制連邦国家・大西洋連邦機構の間で始まった第二次ヨーロッパ戦争は、両国に挟まれた小国・ガリア公国へ飛び火した。帝国は燃料や兵器、治療目的で使われる鉱物資源・ラグナイトを大量に手に入れ、それによって連邦との戦争を優位に進めることを目的としラグナイトを豊富に産出するガリア公国への侵攻を開始したためである。ガリア公国に住む大学生、ウェルキン・ギュンターは故郷・ブルールで偶発的におきた戦闘へ参加したことをきっかけに自らも戦争へ参加し義勇軍第3中隊第7小隊長として亡父が遺した戦車・エーデルワイス号を駆り、祖国を守る戦いへと臨んでいく(ウィキペディアより)

備考 同名の戦略シミュレーションゲームを漫画化した物。

シェア
Check

戦場のヴァルキュリアのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

5点 shunさん

原作のゲームは未経験だが、世界観は十分に伝わった。
しかしヴァルキュリアなる戦士の力の説得力は、正直あまりなかったと思う。
ただ「スゴイ攻撃力・回復力を持った人種」という漠然としたもので、
破壊描写が限定的であったためか、迫力が足らなかった。
ただ、もとがゲームといえば納得できる。そういう存在がいる世界なのだろう。

ストーリーは終盤の強引さが多少気になるものの、及第点。
最後の幕引きはかなり駆け足感を感じたが、物足りないというよりも、
原作のゲームに誘われているような印象を受けた。
ゲーム一本の内容をギュッとまとめたら、こんなものでしょう。

漫画的評価で言えば、可もなく不可もなくな出来といえる。
この漫画で大まかなストーリーは知ってしまったが、原作も少し気になった。
原作未経験でも理解できないところはなかった。
メディアミックス作品としては優秀なのではないか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-08-14 11:25:13] [修正:2014-08-14 11:25:13] [このレビューのURL]

7点 パンダマンさん

 「あれ?面白い」が最初に思った感想でした
 正直言って、ゲーム→漫画のメディアミックス作品で面白いのにあった事がほとんどない。打率でいうと9割は空振り。いやもっとひどいかも。ほとんどがハズレの経験
これも全然期待してなかった。PS3未だに高いしなぁ〜、でも高評価なゲームだし気になるから、漫画で雰囲気位は見てみるかと読んだのがきっかけ。
 一巻しかまだ出ておらず、さらっと読もうと思ったら、(面白いな・・・)と思ってしまって1巻の最後まで読んでしまって、(期待してなかったから面白かったんだ)と確認のためもう一回読んでも面白かった。

 際だっているのがすごくキャラクター性が出ていること。主人公率いる小隊の人数は10人以上出てくるわけですが、数コマでその人物がどういう思惑の人間かを表現している場合もあり、一巻でこれだけ登場人物だして、しかもそんなに派手でもない個性をよく表現できているのと同時に人種差別などの情報も織り交ぜてきて架空のヨーロッパの情勢も自然に入ってくる一石二鳥?な所も良かった。
 主人公が生物好きで、のほほんとした青年だけど、その独特な観点からの大胆な作戦や、優秀な統率ぶりもよく出てて戦争ものとしても面白いと思う。義勇軍と正規軍の扱いの違いも自然に描写してて、世界観も結構深みが出ている。

 作者の鬼頭えんさんには失礼だけど、本当に、これ書いてる時点でもこんなに当たりな漫画だとは信じられない。作風と相性が良かったのかな?それくらい、のびのび書いてる感じです

 なんだか、ゲーム欲しくなっちゃったよ。メディアミックス恐るべし

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-02 14:12:31] [修正:2009-03-02 14:12:31] [このレビューのURL]


戦場のヴァルキュリアと同じ作者の漫画

鬼頭えんの情報をもっと見る

同年代の漫画

月刊コンプエースの情報をもっと見る