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7.66点(レビュー数:3人)

作者七瀬あゆむ

巻数7巻 (完結)

連載誌週刊ヤングジャンプ:1995年~ / 集英社

更新時刻 2009-11-25 06:29:03

あらすじ 映画監督を志し大学の芸術学部に入学した香取志郎は女優志望の江上空美と出会い、やがて惹かれあうが…

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君だけをみつめてるのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

8点 100gさん

この作品は結構面白いです。
まあ、ありがちな大学生の青春物では有るんだけど、絵の雰囲気と分かりやすい展開でこんな青春あったらいいなって世界に読者を連れていってくれます(笑)
個人的には、最近の物にはあまりない、あまりチャラチャラしてない?真面目な雰囲気が良いと思います。
まあ、それもこの作品の微妙な古さ故なのかもしれませんけどね・・・
オッサンになってしまった今でも、たまになんとなく読みたくなる作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-17 18:56:20] [修正:2011-11-17 18:56:20] [このレビューのURL]

7点 とろっちさん

「君だけをみつめてる」なんていう直球タイトルなのにヒロインが2人いる反則漫画。

恋愛と夢(映画)との間で悩む主人公。
恋愛と夢(役者)との間で悩むヒロインその1。
一方は恋愛ではない方を選択し、もう一方はなぜ自分がその道に進みたいのか思い悩みます。
ただそんな二人の決断には時差があり、そのすれ違いがまた二人をそれぞれ苦悩させます。
そしてそんな主人公を優しく大きな愛を持って見守るヒロインその2。

何だかんだでとんとん拍子に出世していくものの、みんな一生懸命に自分の目標や夢に向かって
頑張っていく、ジャンルでいうと青春恋愛もの。 ラブコメとはちょっと違う気もします。
登場人物は基本的にみんな良い人で各々熱さを秘めているので、そういうのが苦手な人には
お薦めしづらいかも。 特にヒロインその2のピュアさなんかもう…。

連載当時は、YJの後ろの方に載っている漫画、ぐらいの感覚で流し読みしていましたが、
最近ふと縁があって読んでみたら、時代を感じるもののいやはや面白い。
確かにベッタベタでコテコテの展開なのですが、それって決して悪いことじゃないと思います。
意外性を狙った内容よりもこういう話の方が登場人物の苦悩が上手く描けるような気もしますし。
自分が大学生ぐらいの頃までにちゃんと読めていたらもっとはまったかもしれない作品。

物足りない点を敢えて挙げると、登場人物の会話や行動がクサいのはまあ良いとして、
特に後半部分で主人公とヒロインその1それぞれの葛藤と成長を描くのに巻数が足りていないところ。
苦悩の度合いもちょっと浅いですし。
これは打ち切りとかでなく、作者の技量の問題な気がします。これ以上話を広げられなかったっていう。
もっとゆっくりと、もっと練り上げながら描くことができていれば、特に成長という部分において
深みのある描写ができたのではないかと思います。 多少もったいない感じ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-26 01:25:30] [修正:2011-07-26 01:26:39] [このレビューのURL]

8点 真樹さん

[ネタバレあり]

初っ端からネタバレ全開でスミマセン。未読の方はスルーして下さい。

この作品、最終的に主人公がサブヒロインとくっついてしまうという
正統派ラブコメにおける反則技を何と「ストーリーの中盤」でかましてます。
それでも私は、この作品を良作認定します。それは何故かというと
別々の人生を歩むことになった主人公とヒロインが、以降は映画の世界において
互いを意識し高めあえる存在としてキッチリ描かれてる点に好感を持てたからです。
こういう愛の形もあるんだなぁと非常に感銘を受けました。
「映画の世界を志す」という似たテーマという事で、某いちご漫画辺りと
読み比べて頂けると、この作品の良さが浮き彫りになるかと(笑)
主人公の苦悩っぷりが、真中とは次元が違います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-09 23:55:14] [修正:2005-06-09 23:55:14] [このレビューのURL]


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