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3.5点(レビュー数:2人)

作者込由野しほ

原作水沢めぐみ

巻数4巻 (完結)

連載誌りぼん:2009年~ / 集英社

更新時刻 2010-04-20 19:28:05

あらすじ 姫ちゃんはちょっとやんちゃな13歳。魔法の国の王女エリカから誰にでも変身できる魔法のリボンをもらって…!?

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姫ちゃんのリボン カラフルのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

4点 がいさん

姫ちゃんのリボンリメイクということで楽しみにして読んだものの
鳴り物入りで登場した割には地味?な感じのまま続いてそのまま終わっちゃったという印象…。
単純に人気がなかったのかな。
この地味な感じは「あの名作のリメイク!」ってのがなかったら
もっと酷いことになっていたかも…。

大胆なアレンジをした割には
それが上手く生かされてなかった感じがありました。
ポコ太がいなかったのは残念だけど
(せめて小ネタ的な感じでも入れてほしかった)
そのかわりエリカが姫ちゃんにとってより身近な存在になったり
魔法世界のファンタジーさが増したりと良いと思う部分もあっただけに
なんか惜しかったなーという作品でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-26 21:48:51] [修正:2011-10-26 21:48:51] [このレビューのURL]

3点 鋼鉄くらげさん

もし今、とある誰かが(充分な画力があるという前提で)過去にヒットしたヒット作のどれでも使っていいので、その設定やキャラクターを使って新たに物語を作って下さい、と言われた時、その人は、そのヒット作よりも面白いものが作れるのだろうか? という問い掛けの答の一つを提示したかのような作品。

まず結論から言えば、ある誰かが、何かの設定やキャラクターを借りて物語を作ったとしても、それと同じもの、ましてやそれより面白いものなんて、よほど作る事が出来ないと私はそう思っています。その理由はとても簡単で、結局創作というのは、作者の精神世界の具現化そのものであって、その作者以外、その世界を正確に表せる人間はこの世に存在しないと考えるからです。

例え、物真似や変装、あるいは魔法の力を使って表面上全くの他人に成りすましたとしても、その内面、つまりは精神性や価値観、思考回路、発言内容まで完全に他者の真似をする事なんて出来ない。奇しくも魔法の力を使って他人に成りすますこの漫画でそれを証明してしまった事はとても皮肉な話ですが、創作の世界に、真似のスタンスを持って来た時点で、この漫画の運命は既に決定していたのかもしれません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-20 19:31:20] [修正:2011-06-21 14:17:33] [このレビューのURL]


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