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6点(レビュー数:1人)

作者アントンシク

巻数5巻 (完結)

連載誌幻蔵:2006年~ / 幻冬舎

更新時刻 2010-06-15 02:26:14

あらすじ 力を無くし、行くあてもないガゴゼの前に現れたのは、かつての配下・朝倉山の妖狼だった。妖狼は人を喰らってかつての力を取り戻せと、攫ってきた義満の息子・義嗣を差し出す。いよいよガゴゼが義嗣を喰らおうとした瞬間、有盛の式神・青龍が動きだし――!?
その頃将軍・足利義満は、ガゴゼとの戦いの記憶に夜ごと苛まれていた。若く才気煥発な青年将軍だった義満は、ある時、好奇心からガゴゼのいる谷に入り込み、運命を狂わされる――。

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ガゴゼのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

6点 gundam22vさん

内容はある意味定番な人との交流で葛藤する力を持ちすぎた妖怪物語です。しかし、絵が上手く個性がありつつ劇画調にはなっていないところ(わりとかわいい系の絵なのにグロ満載で逃げてないところも良い)、室町の足利義満治世時代という珍しい時代に焦点を当てたところ(彼が良く出てくるし安倍晴明の子孫土御門家が絡む、時代性に触れる部分もあり)、全5巻で最後少し駆け足ながらしっかり纏めたところなど評価点があります。話が散らかった感もあり、やや説明不足な伏線回収、バトル成分をもっと増やして欲しかった(主人公ガゴゼが本気出せばすぐにケリがつく)などもありますが、ラストに余韻もあって良い時代劇漫画だったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-08-22 17:08:10] [修正:2016-08-22 17:09:59] [このレビューのURL]


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