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6点(レビュー数:1人)

作者成田美名子

巻数8巻 (完結)

連載誌LaLa:1980年~ / 白泉社

更新時刻 2010-07-13 23:35:14

あらすじ 舞台は1979年から1982年にかけてのロサンゼルス。謎の美少年シャールの豪邸に、フランスからの留学生ジェラールが転がり込む。シャールの家はイギリス出身の執事、日本出身の少女、アラビア美女、同じくアラビアの美青年などが出入りする不思議な家であったが、やがてジェラールはふとしたきっかけから、謎に包まれたシャールの悲しい出自を知ることになる。  (Wikipediaより)

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エイリアン通りのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

6点 とろっちさん

時代の空気をはっきりと色鮮やかに切り取った作風が印象的。
当時のエポックメイキング的な作品であり、80年代を代表する少女漫画の大ヒット作です。

少女漫画で男の主人公というのも珍しかったと思いますが、単なる白馬の王子様、という訳ではなく、
格好良いけど気さくで破天荒で、人間味があって、でも実はやっぱり某王家の嫡男で、
なんていう主人公像は、この作品のヒットを機に広まったとのこと(本当かどうかは知りません)。
まあそれはさておき、明るく楽しく元気よく、シリアスもギャグも良質で、心理描写にも長けた、
実にバランスの取れた作品であることは確かです。
これより以前の少女漫画にあるような重さ、堅苦しさ、ある意味「乙女の世界」の面影は微塵もなく、
男性にも読みやすい作品だと思います。

中東、イギリス、フランス、日本。
アメリカにとってのエイリアンである移民たちが、見知らぬ土地であるLAで出会います。
でも彼らは移民であり、いつかは本国へ帰郷しなければならない。
この楽しい時間は今だけ。このひと時はもう戻ってはこない。
最初から別れを前提とした出会いのため、あまり深く踏み込まないようにする…、のではなく、
限られた時間だからこそ、その時を大切にする。 その出会いを大切にする。
明るく楽しく元気よく、の裏に込められているのは、そんなシンプルなメッセージ。

何かこういう雰囲気の漫画って食傷気味だな、なんて思っていたのですが、
この作品に追随する多数のフォロワーのおかげで、既視感を感じてしまっていたのかも。
うまくまとまった良作であるとは思うのですが、個人的な思い入れが足りない分、
そこまで特別な作品には感じられませんでした。残念。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-13 23:37:13] [修正:2010-07-13 23:45:23] [このレビューのURL]


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