ホーム > 不明 > ビッグコミック増刊号 > 獣医ドリトル

5点(レビュー数:2人)

作者ちくやまきよし

原作夏緑

巻数20巻 (完結)

連載誌ビッグコミック増刊号:2002年~ / 小学館

更新時刻 2010-07-28 12:03:48

あらすじ レース中に足を骨折した馬。その治療を申し出た女性にドリトルが提示した治療費は、なんと3000万円! さすが悪徳獣医と噂されるだけのことはある…と思いきや、ドリトルは馬一頭を完治させることがいかに困難であるかを語りだしたのだ。それを聞いた彼女は…

備考 2010年にTBS系列にてテレビドラマ化された。

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獣医ドリトルのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

7点 gundam22vさん

獣医を題材とした医療漫画。獣医版ブラックジャック。獣医系漫画ではおそらく随一ではという情報量、分かりやすさがあり(人間との比較を述べるシーンも多く人間医療理解にも役立つ)、ほぼ一話完結でそれを交えた後味の良い物語を提供して行きます。

画力も可愛いキャラ絵ながらそれなりに高く、シンプルにどんどん上達(意外にキャラの描き分けが上手く、多数のゲストキャラを含め絵で見ただけで区別出来るほど)。主人公ドリトルを獣医はビジネスと言い切る人間(キャラ的にブラックジャクのそっくりさん的ですが)に据えた故の、ときに厳しいペット業界の実態、環境、ペットを通した人間描写など説得力があります。

前半は定番オチに強引に運ぶ一面があり、食傷気味になる部分がありましたが、後半は周辺キャラが増えて来て、題材を拡げてオチは同じようでも一話完結のレベルが格段に向上してきました。

最終巻で謎だった主人公の過去を種明かしして、綺麗に話をまとめて終わるところも好印象。総合的に近年研究までカバーした獣医漫画最高の作品であろうと思いますが、強引にだろうがペットを治療して、飼い主自身の問題までを救うというさすがに同じようなオチが多すぎる部分(特に前半は繰り返し。この辺本家ブラックジャック、美術品ブラックジャック的なギャラリーフェイクは工夫が上手い)だけは残念なところでした。全20巻が結構長く感じてしまいますから。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2015-08-21 05:43:54] [修正:2015-08-21 05:43:54] [このレビューのURL]

3点 hde11t26さん

漫画ではよくあることだけど表現が極端です。
主人公の天才性と

主人公に相談にくる患畜の飼い主の知識レベル

一話完結型だからさくさく読めるが7巻よむと食傷気味になる。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-24 22:09:19] [修正:2010-10-24 22:20:25] [このレビューのURL]


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