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4点(レビュー数:1人)

作者米井さとし

原作梶研吾

巻数4巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:2010年~ / 秋田書店

更新時刻 2010-09-09 22:09:29

あらすじ 覆面女子高生レスラー、"人魚"伝説!!人気が低迷し、光明を見出すことができないプロレス界・・・。そこへ、"人魚"の刺青を施した現役女子高生・レイラが降臨!!"プロレス"を守れ!!

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任侠姫レイラのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

謎の女子高生覆面レスラー、任侠姫レイラが活躍するプロレス活劇。
実はこの漫画、ブック(台本)の存在を大っぴらにしてるんですね。
今でこそ暴露本とかで大いに語られているブックですがファンにとっては
いわば暗黙の了解のようなものだと認識していたので、
ましてや少年誌で公にしている事にちょっとビックリ。

ただ、本作品ではそのブックの存在そのものに着眼点を置かず、
そこを超えた所、「演出の中でいかにプロレスラーが魅力を出すか」という点に
焦点を当てています。

非常にコアな戦略ですが、私みたいな素人にとってみるとなかなか敷居が高くも感じ…
作中でプロレスラーや観客含めすごい熱いやりとりをやってるのは理解できるんですが
それがイマイチ伝わってこない、置いてきぼりにされてるというのが正直な印象でした。
米井氏が描く格闘シーンとかなかなかインパクトがあったんですが…

素人を引っ張り挙げきれなかった作品ではありますが、逆にプロレスファンの方だと
評価が正反対に変わってくるかもしれません。

あともう1つ残念だなと思ったのは主人公レイラのキャラクター。
昨今少年誌で女の子も主人公になる機会が増えてきてはいるんですが
ミステリアスな無敵のヒロインというだけではどうしても薄っぺらく感じちゃうかな。
そこは編集部で修正してもらいたかった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-01-31 23:52:34] [修正:2011-01-31 23:56:00] [このレビューのURL]


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