3.5点(レビュー数:2人)
作者皇帝龍
原作矢立肇 シナリオ:涼風涼
巻数1巻 (完結)
連載誌月刊コミック電撃大王:2010年~ / アスキー・メディアワークス
更新時刻 2010-11-03 21:39:37
あらすじ 人は誰が為に戦うのか!? サンライズの美少女伝奇「舞-HiME」新訳... 続きを表示>>
舞-HiME戦のレビュー
4点 ITSUKIさん
絵が結構良いだけに期待を裏切られた感が強かったです。
チャンピオン版と違い概ねアニメに近いストーリー展開をするのですが、全1巻でまともに漫画化できる訳もなく、結局よくみれば大幅な変更がみられます。
・「楯佑一」が登場しない。(いわば神崎黎人ルート)
・楯が出ないので詩帆も登場しない。
・同じく「炎凪」も登場しない。
・結城奈緒、尾久崎晶も登場しない
・雪之がHiMEじゃないので遥も活躍しない
・アリッサ・シアーズに関するストーリーは全てカット。結果HiME同士の関係性も薄い。
アニメでいうなら序盤の数話から一気に20話くらいまで話がすっ飛んでます。
まぁ「メディアの違いを理解せよ」と言われればそれまでなのですが…
一体こんな内容でまとめさせてしまうのなら何故今頃になって「舞-HiME」を連載させたのでしょうか…
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-07 23:04:33] [修正:2010-11-07 23:04:33] [このレビューのURL]
3点 アルゲマイネ原野さん
サンライズ作アニメ「舞-HiME」のコミカライズ作品。
以前チャンピオン誌で連載されていた佐藤版「舞-HiME」と違い、
本作はアニメ本編と基本的なプロットはほぼ同じ。
若干キャラの役回りなんかが変わっています。ちょいお色気あり。
画力は安定していて上手いです。ただ、かわいい系の絵柄なので
激しい感情表現なんかにいまいちメリハリが利いてないような気はしました。
で内容なんですが、
えー…一応ストーリーは最初から最後まで通してあるんですが
アニメ本編を見たこと無い人はまずおすすめできません。
まー何と言うか、とにかく詰め込みすぎ。
HiMEの設定なんかはまだしも、メイン級のキャラが10人以上一気に出てくる作品なので
コミックス一冊でまとめてしまうのはどうしても無理があったか。
怒涛の情報量の導入部分からラスト数ページの投げっぷりまで終始バタバタして
ただアニメ本編の名場面をかき集めてつなぎました感が否めません。
購読層を考えれば無理に本編をなぞるよりも、いっそ一人のキャラクターに絞って
外伝ストーリーでもやった方が良かったんじゃないかな…?
本シリーズのメディアミックス作品には意外と良作もあっただけに
個人的に期待外れ感が強く、厳しめに採点。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-11-07 02:47:33] [修正:2010-11-08 00:46:30] [このレビューのURL]