ホーム > 青年漫画 > 月刊サンデーGENE-X > 書生葛木信二郎の日常ー黒髭荘奇譚ー

5点(レビュー数:1人)

作者倉田三ノ路

巻数8巻 (完結)

連載誌月刊サンデーGENE-X:2010年~ / 小学館

更新時刻 2011-08-21 18:38:36

あらすじ 小説家を目指して帝都に上京した葛木信二郎が下宿するのは、古びた洋館・黒髭荘--管理人をしている少女・尋(ひろ)にどこか惹かれて下宿を決める信二郎 だったが、何故か人の目にとまらぬこの洋館の住人たちには、ある秘密があって…? GX新人賞から速攻デビュー! 期待の新星が贈るモノノケ大正ロマン!!

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書生葛木信二郎の日常ー黒髭荘奇譚ーのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

5点 朔太さん

下宿先の黒髭荘の住人は、葛木信二郎を除いて
全員が妖怪でありまして、彼らとの共同生活の中で
くりなす日常生活のお話です。
特段に大きな事件が起きるわけでもなく、
管理人さんの尋さんとの淡い恋愛事情が話の中心に
なってきます。
なので一層日常話の色合いが濃くなってきました。

大正ロマンの世界を背景にしたおどろおどしい
奇怪さを利用していること、一方で妖怪といえども
人間に恋心を抱いたり、感情的には人間と変わらず
変身能力を持っているだけというような
可愛らしい設定になっており、やや少女漫画的な
優しさが全体の雰囲気として出ています。

折角の設定でしたが、もう少し刺激的な日常を
展開できる可能性もあっただけに惜しまれます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-07-19 05:48:41] [修正:2016-07-19 05:48:41] [このレビューのURL]


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