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5.7点(レビュー数:27人)

作者五十嵐あぐり

原作土塚理弘

巻数14巻 (完結)

連載誌ヤングガンガン:2004年~ / スクウェア・エニックス

更新時刻 2011-04-16 01:14:50

あらすじ 室江高校剣道部顧問・石田虎侍(通称コジロー)は毎日の食費にも困る貧乏教師。ある日、そんな彼を奮い立たせるウマい話(?)が舞い込み一念発起。女子部員達の強化に乗り出す。その「ウマい話」とは・・・!?

備考 外伝作品として、原作者である「土塚理弘&スタジオねこ」が執筆した『BAMBOO BLADE B』がある。
2007年にテレビ東京系列にてテレビアニメ化された。

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BAMBOO BLADEのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全27 件

8点 パンダマンさん

 「土塚理弘さんって漫画家じゃなかったっけ?なんで原作?」って思ったけど、土塚さんの書いたタマチャンをみて妙に納得した。怖いよ、それっ!

 正直読む前は。女の子いっぱい出せば読者喜ぶでしょっていうポジションの漫画かと思ったんだけど、しっかりした剣道漫画でした。
 キャラクターありきのキャラ先行型漫画だけど話もしっかりしてます、これは。
土塚さんは絵はヘタだけど、こんだけしっかりした漫画かける人は少ないと思った。まさに漫画職人。

 というのも、最近の漫画(ゲームや映画も含めて)はキャラクターのパターン化がどんどん進行していて、だれでも漫画が書きやすくなっていて、見ている側も話に入っていきやすい。
反面、ありきたりのキャラクターで作られたものはマンネリ化しやすい。どの漫画も似たような話になり個性が出にくく、結果「つまらない」となる

 バンブーでは、オリジナナリティーが出ているだけじゃなく、ちゃんと個性としてしっかり身についており、どれも生き生きしている。「借り物」じゃないキャラクターは、どう動くのかわからなく、予想が余りつかない。結果キャラクターに興味がいき、それがまた話の面白さに繋がるっていう良作漫画コンボを見事に決めてくる。う?ん、職人芸だ、これは

 逆にキャラクター先行漫画なので、このキャラクターは嫌いとか気にくわないって人にはすっごいつまらない作品になるというデメリットもはらんでいます
 
 というか、キーマンのタマチャンの個性が立ちすぎて、主人公のコジロー先生が今現在脇役的なポジションに落ち着きそう。ってかもう主人公変わっちゃってる?
 なんかDrスランプを思い出しちゃったよ。
 さすがキャラクター先行漫画。全然先が読めない
 がんばれコジロー。負けるなコジローw

 なんで剣道強くてアニメオタクなのに、タマチャンかわいくみえるんだろね。すごいね、本当。巧みの仕事だね。もう

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-01-24 02:45:13] [修正:2008-01-24 02:45:13] [このレビューのURL]

7点 ITSUKIさん

剣道(部)を題材とした部活青春マンガって感じでしょうか。
剣道の試合内容自体がメインではなく、剣道を通してのキャラクター達の成長がメイン。

キャラが非常に立っていて、
テンポがよいのでギャグが笑えます。

既に挙がっていますがシリアスな場面でもギャグを持って来るので一度完全シリアスな展開を読んでみたいです。
とはいえ、ギャグとシリアスが混ざってうまくバランスのとれているこの作品独特の雰囲気は(自分が今まで読んだ作品の中で)珍しいものなのでこれはこれで好きです。

5巻でやっとメインキャラが揃った感じです。
大会も始まり、今後の展開が楽しみです。

と思ったら5巻すぎたあたりからちょっと微妙な感じに・・
外伝が最後に収録されるようになって本編の進みが遅くなって感じるせいかもしれません。

※久しぶりに追記。
13巻が凄すぎる!
榊ウラ登場の7巻から溜めに溜めたものがぶちまけられてます。
「惑星のさみだれ」でいうなら6巻にあたる位良い出来だと思います。
大確変をおこしてます。びっくり。
1-6巻 7
7-9巻 6
10-12巻 5
ていう感じで徐々に「この作品はどこへ向かってしまうのか」と思っていた程だったんですが…12巻ラストから期待はしてましたけど予想以上。
1巻まるまるガチ剣道、ギャグなし。
あれほど「宿命のライバル」みたいな描き方をしておいて、この結末を誰が予想できたでしょうか。
点数自体は平均をとって変えませんが、土塚先生・五十嵐先生やってくれたなぁって感じです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-07-17 01:45:57] [修正:2010-05-29 21:56:05] [このレビューのURL]

6点 オルシナスさん

いわゆる王道青春もの

キャラクターがみなしっかりと立っているので普通の掛け合いが普通に面白いです。
高校生の成長物語なのにもかかわらず主人公が顧問の教師で
実家への帰省ストーリーにほぼ一話使ったりなどストーリーの組み方がとても丁寧ですし、
もう一人の主人公であるタマちゃんの精神的な幼さなどもしっかりと描かれていて
他のキャラクターも決して強くないので
某スポーツ漫画のようなあざとい展開にならなくなっているのが好印象。

のんびりぼんやりとしていたストーリーにも4巻で一応の指針も出来てきたようなので、
これからへの期待も込めてこの点数(9点)だったの で す が

ちゃんとプロット作ってるのかなぁと最近思い始めました。
のんびりまったりしたいのか、スポ根でビシバシやりたいのか
その辺がどうも見えてきません。
ストーリーも行き当たりばったり感が強く
頭の中で思いついたことをそのまま書いてるような印象
超がつくコメディの日常を描いてるのに、試合はクソ真面目にやるので
どちらにテンションを持ってけばいいのかも分からないです。
コジローと先輩の関係もそうなんですが、真面目なストーリーをやるなら
過度なコメディは控えて欲しいというのが本心。
真面目にやろうと思えばやれるだけの下地はあるはず。
これからの修正への期待も込めてこの点数です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-02-26 03:00:36] [修正:2009-02-10 02:53:20] [このレビューのURL]

6点 チャドさん

とにかくライト。ひたすらライト。
別にラブコメ要素もなく、そんなに熱いわけでもない。
コレと言った感動は無いのに、あっという間に読めてしまう。
全てにおいて深く掘り下げてないのが、返って好印象。
ココロにくる作品ではないが、気軽に読めて爽やかに楽しみたいヒトにはオススメ。
ちょっと読むだけのつもりが、一気に最新刊まで読んでしまった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-21 01:44:02] [修正:2008-04-21 01:44:02] [このレビューのURL]

4点 リヴィエラさん

 一巻までの感想ですが普通に萌え系のスポーツマンガに思えます。
裏を返せば世に出ている萌え系もこれくらいのクオリティーは持っていると思うわけです。

 剣道の部分は剣道部の友人に言わせればやはり「舐めてる」らしいです。
現実のそのものを知っている人間にすればやはり絵空事とはちゃっちく見えるものなのでしょうか?
 だから私はいつまでも無知でいたいと思ったりもする。
でも経験に勝るものもないなぁとも……。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-12-12 11:12:20] [修正:2007-12-12 11:12:20] [このレビューのURL]

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