あらすじ 『女の穴』:自分は宇宙人で、地球人の子どもを作るよう命じられているので自分と寝てほしい…と担任教師に迫る女子高生の虚無。『女の頭』:禁断の想いが抑えきれず、死んだ兄を人面疽として後頭部に寄生させ続ける妹の純愛。『女の豚』:ハゲでチビでデブで同性愛者の中年男性教師を、豚扱いしていたぶり続ける女子高生の倒錯した愛。……女は不思議で、怖ろしくて、いやらしくて、そして愛おしい……。「コミックリュウ」誌上での掲載時から、独特の感性を持った女流新鋭として各方面より絶賛されたふみふみこ、記念すべきファーストコミックス。前記3作品に加えて、『女の豚』を別視点で描いた意欲作『女の鬼』40pを描き下ろし。
女の穴のレビュー
8点 片桐安十郎さん
とっても面白かったです。
ドストレートなエロ描写ではなくやんわりとした感じで上手く禁断の恋を表現できてるなと思いました。
特に女の豚と女の鬼の村田克己先生のキャラがとてもよく好きでした。
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[投稿:2014-05-03 21:44:37] [修正:2014-05-03 21:44:37] [このレビューのURL]
5点 頭突き串の寿司さん
タイトルや表紙から連想されるような安直な"エロ"ではなく、女性の"性"や"愛情"についての物語。
初期(表題作「女の穴」とか)では黒田硫黄に影響されたような絵を描いていたりする。
話自体は深くもなく、かといって軽くもない微妙としか言い様がない
この一冊だけをもって「21世紀ニューウェイブ」の文脈で語られるにはピンとこない。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2013-04-03 17:08:30] [修正:2013-04-03 17:08:30] [このレビューのURL]