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7点(レビュー数:1人)

作者秋重学

原作藤沢とおる(構成・キャラクターデザインも担当)

巻数6巻 (完結)

連載誌月刊ヒーローズ:2012年~ / 小学館クリエイティブ

更新時刻 2014-01-10 00:32:56

あらすじ 人間は死んだらまず最初に魂だけになる。そして魂は“死”と“無”の狭間「死界」に送られる。死界には鬼と呼ばれる無数のゴブリンがはびこり、その死界で煩悩の数である108回ゴブリン達に殺されると魂は無になってしまう。ジンとクララは、「ソウルリヴァイヴァー」(魂の救出屋)と呼ばれ、死んだ人間を現実に引き戻すことができる力を持っている。彼らは、内閣直下の秘密機関から高額な報酬と引き換えに依頼を受け、死界からまだ生きる必要のある死者の魂を現実へ連れ戻す。魂の救出ミッションを100%の成功率で遂行する2人のもとには様々な依頼が舞い込むのだが、人間を“無”に還すために死界と現実を行き来する「シンカー」と呼ばれるものが現れ、その者とも戦うことになる。

備考 第2部「ソウルリヴァイヴァーSOUTH」に続く(ただし、こちらは藤沢とおるが単独で手掛ける)。

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ソウルリヴァイヴァ―のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

7点 朔太さん

いわゆる地獄を108階の階層を持つ死界とし、1回死ねば
階層を一つ降り、それを繰り返すことで最後には無に
帰する、という設定が、コアなアイデアです。

死界と現界を行き来できる能力者たちの戦争、バトルが
中心となるストーリーです。
なかなか面白い設定ですので、どんどん興味が深くなり、
読み進めることができます。
主人公たちのキャラやサブキャラも良く、敵味方、
双方のラスボスもなかなか迫力があります。

ただ、設定がすばらしいだけに、これを活かした
ドラマが生まれることを期待しましたが、
それほどの展開はなかったのが残念でした。
なぜ、死界に来たか、なぜ番人になったかといった
エピソードが随時挿入されるのですが、特段に
面白いものはなく、要らなかったかなと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-08-11 09:07:53] [修正:2021-08-11 09:07:53] [このレビューのURL]


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