「日和」さんのページ

総レビュー数: 26レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年02月17日


十二支を題材にしてるだけに登場人物の多いこと
それは置いておき、
小学生の時からこの漫画に対する愛情は変わってないです。
台詞(もうポエムかな)には純粋に感動しました。
楽羅の話が大好きです。

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[投稿:2009-08-20 13:09:22] [修正:2009-08-20 13:09:22] [このレビューのURL]


この漫画は1983年飴屋法水氏らにより結成され1986年には解散となった劇団、
東京グランギニョルの第三回公演『ライチ光クラブ』を漫画化したものである。

もちろん平成生まれの私は東京グランギニョルという劇団を知らない。
しかしこの漫画から漂う薄暗さ、枕美的雰囲気は当時の劇団の空気を忠実に表わしているのではないかと思った。
実際に作者のあとがきにも「熱気、空気、パワー、においを再現できたのではないかと自負している。」と書かれている。

年齢的にも精神的にも若輩者の私がこの漫画(更に言えば劇団)の核ともいえる
退廃、狂気、普遍の美しさをどこまで理解できたかは疑問だけど
読破後に恐怖を超える衝撃を受けたのは確か。

高一の終わり、初めて東京グランギニョルの公演を見た時に作者、古谷兎丸氏が受けた衝撃と同じなのではないかと思う。
もし叶う事なら80年代へ行き生の公演を見たくて堪らない。


…と、熱く語りましたけども。
とりあえず劇団と作者の情熱に10点!!

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[投稿:2009-08-05 13:02:11] [修正:2009-08-05 13:02:11] [このレビューのURL]