「STRATOS」さんのページ
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7点 まかまか
まず、この漫画を近所の書店で見つけて購入する際、一つだけ言っておこう。
この可愛らしい表紙につられて読むと、面を食らうだろう。何を隠そうこれは角川でよく見るハーレム学園物ではない、100パーセント純粋なギャグ漫画なのだ。
・初めて買う場合:
確かに美少女ばかりの女子高と男性教師、少なくとも要素的ににはどう見てもハーレム物なのだが、いかんせんキャラクターの脳みそが腐っているので一エピソードには少なくとも3回以上は下ネタとメタ発言が連発する。それは生徒たちもそうだし、主人公兼担任教師兼ツッコミ役の速見教師ですら例外ではない。
この漫画の主な感想と言えば、「痛快」、唯一言である。個性あふれるキャラクター達が繰り広げる斬新でパワフルなギャグはどんな読者でも爆笑の渦に巻き込むだろう。
・美川ファンの場合:
この漫画もやはり、美川べるの節全開のギャク漫画だ。むしろストレンジプラスや学園パラドキシアよりもギャグ度が濃い。カオス度もいつにも増してカオスである。
いまいちピンと来ていなかったら、とりあえずカバー裏でも見てみたらどうだろうか(笑)
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-07-04 17:00:11] [修正:2011-07-04 17:00:11] [このレビューのURL]
これは何度も思うのだが、漫画にとって路線変更は素人に時限爆弾を解除させるのに等しい。つまり最終的に何が起きるのかは誰にも分からないのだ。
ただ、唯一の違いは、漫画の路線変更は決して満足できる方へは行かないということだ。
序盤、ギャグマンガとして登場したこの漫画なのだが、やや荒削りだが斬新、そして「マフィア」という要素をまったく持って使い切れてない、という印象だった。
そして、ここで、黒曜編、物語における、ビッグマイナーチェンジが行われる。ここ辺りでは、「死ぬ気弾」や特徴的な武器、そして若干「マフィア」路線に近づいたので、印象はそれほど悪く無かった。
だが次のヴァリアー編で一気に墜落を始める。
確かに派手でカッコイイアクションを手に入れたのだが、代わりに「何でもアリ」どつぼに自ら嵌ってしまったのである。
現在、この漫画は私を苛つかせる漫画になっている。女性受けを重視し、狙った感見え見えのキャラクターを散りばめ、最終的に当初のキーアイテムであった「死ぬ気弾」記憶の奥底に追いやろうとしている。こんなに腹の立つことがあるだろうか。新しい必殺技は後付けのように聞こえ、読者を混乱させる。そして、呆れることにこれほどの変更をしたにも関わらず、「マフィア」というテーマはいまだに使いこなせてないのだ。
ナイスレビュー: 3 票
[投稿:2010-02-23 21:41:18] [修正:2010-02-23 21:41:18] [このレビューのURL]
6点 Ordinary±
この作品自体はヨルムンガンドに比べ専門用語が少なく、あっても分かりやすく説明されているので、銃器の知識が無くても、読みやすくなっている。
絵は安定感が少し欠けていたが、気にするほどでもない。
ストーリー自体は非常にシンプル。最低限の設定と、最低限のキャラクター。無駄が無くてすっきりとして、非常にクールでミステリアスな雰囲気が漂う。ただ悲しいことに、唯一懸念すべき所は、その非常にシンプルな設定だろう。そのシンプルさ故に、展開に一定の境界線が出来てしまっている。そのため、主人公及びキャラクターがやることなすこと全てに意外性が欠けてしまっている
ただ、この独特な雰囲気に魅了される読者も少なくないだろう。特にクールなガンアクションが読みたい人にはお勧めだ。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-02-23 19:34:49] [修正:2010-02-23 19:38:41] [このレビューのURL]