「蜘蛛男」さんのページ
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平成生まれの学生です、趣味は映画・音楽鑑賞、ギターです。
大衆娯楽・流行は苦手です。最近ある漫画を読み、感心し、ぜひレビューを書きたくて登録しました。

8点 プラネテス
スケールのデカい話が好きな自分。なんとなくこの作品を読み始めましたが、とても良くできています。絵やストーリーもさることながら、壮大なSF物語の中に感情移入できる舞台設計やつい『ニヤッ』としてしまうコミカルなテンポ、そしてなにより親近感を持てるキャラクタ達が素晴らしいです。
だれでも一度は考える『宇宙の不思議』、この漫画の主役達も今よりずっと発達した技術に支えられながらも月で、火星で、木星で、そして地球で同じ事を思っています。もちろん答えはありませんが、キャラクタ達が宇宙を介して自分と向き合い、ふっきれてまた日々を過ごす姿に「どこ行っても人間一緒だなぁー」と思えました。
4巻完結で読みやすく、後味のいい名作です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-04-11 05:50:08] [修正:2010-04-11 05:50:08] [このレビューのURL]
10点 最終兵器彼女
主に映画と舞台を鑑賞しています。最近の商業漫画に興味はない私ですが、つい先日この作品を読みました。若干まだ二十歳ですが、今までで一番心を抉られ感銘を受けました。
『誰となぜ戦うのか』『彼女はどうして兵器にされたのか』など読者には分からない事もありますが、私には全く気になりませんでした。それはこの作品がシュウジとちせ『二人の物語』であり、誤解を恐れずに書けば、『二人以外は関係ない物語』だと感じたからです。作者の高橋しん先生は全て整っている設定から二人だけを書き出すために、限界まで説明を省いたのだと思います。ですから物語はきちんと繋がりますし、矛盾もありません。
私の考え過ぎかもしれませんが、コマ割、線のタッチ、言葉の挿入方法など作者の才能を感じました。一巻第二話の作中のタイトル挿入や、三巻の目次の配置はセンスを感じます。
救われないが、不幸ではない と言うのか、涙なしには読めません。私の恋人・友人や、このレビューを今読んでいるあなたにもオススメします。
結局は私の主観なのですが、この作品は強烈です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-04-09 11:25:08] [修正:2010-04-09 11:51:19] [このレビューのURL]
7点 シグルイ
原作を読んでからマンガを読みました。原作の短いストーリーに魅力的に味つけがされていると感じます。設定には無理があるかもしれません、だってマンガですから。これくらいしなくちゃね。:)
私にとってまさしく『7点=夢中になって読みふけってしまう漫画』です。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-04-09 11:38:55] [修正:2010-04-09 11:38:55] [このレビューのURL]