「ろうどら」さんのページ

総レビュー数: 3レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年08月03日

ジョジョが好きかどうか、それがこの漫画を楽しめるかどうかの上で重要な部分であるのは否めないと思います。しかしこの作者はとにかくパロの使いどころがうまい、それだけは言わせていただきます。
またオリジナルのギャグもツッコミに言葉のセンスが光るものが多いと自分には感じました。後半のラブコメ展開も適度に笑いながら微笑ましく見守ることができるものが多く、下ネタが多い割にはほんわかできる漫画だと感じました。
個人的にはとても好きな作品ですが、読む人を選ぶのと、「夢中になって読みふける」ような作品ではないことを考慮してこの点数に。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-03 11:34:32] [修正:2010-08-03 11:34:32] [このレビューのURL]

独特の絵がら、擬音、セリフ回しでぐいぐいと引き込む力を持った有名作品。他の方のレビューでそのあたりに関しては十分語られているので省きますが、とにかくセンスの塊のような漫画だと思います。

また、自分がこの作品で好きなのは、主人公はもちろん悪役キャラもが常に「前向き」であること。カーズやDIOのように勝利のためには手段を選ばず、そしてそれに堂々と胸を張るもの、吉良のように悪である自分を受け入れ、肯定したうえで幸福に生きようとする執念を持つもの。彼らは自分が悪であることを知りつつ、自分への自信に充ち溢れています。そのよな生き生きとしたキャラクター同士の魂のぶつかり合いであるからこそ、ジョジョの戦いは観ている方まで心が躍るのだと思います。
「人間賛歌」の名に恥じぬ、熱さを感じさせてくれる作品です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-08-03 11:30:27] [修正:2010-08-03 11:30:27] [このレビューのURL]

王道バトル漫画の金字塔。登場キャラたちが力を合わせ、ラスボスを倒すというまさに少年漫画という熱血展開です。
しかし決して内容が子供向けなわけではなく、一つ一つのエピソードやキャラクターが作りこまれており、何度も切なくて泣きそうな気分にさせてもらいました。
主人公組の魅力はもちろんですが、個人的には鏢、流などの脇キャラクターが物語に深みを与えていると思います。

ジャンプなどでよく見かける連載を引き伸ばされて迷走した漫画と違い、最初から最後まで軸がぶれず、最高潮の状態で幕を引けた作品。絵がらや残酷な描写があるので多少人を選ぶ部分もありますが、自信を持ってみんなに勧めたい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-03 11:23:32] [修正:2010-08-03 11:23:32] [このレビューのURL]

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