「ぱろぱろα」さんのページ
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10点 HUNTER×HUNTER
個人的な思い入れのある作品だ。「ハンターハンター」は、小さい頃に初めて購入した漫画である。最初に読んだ作品は後の作品の比較対象になりやすい、と思う。それゆえ「ハンターハンター」は自分のチョイスする漫画の質を確実に押し上げてしまった。最初に手に取った作品が面白すぎたので同じクオリティを次の作品にも当然のように求めてしまったからだ。よって、出会った作品達は質の高いものが多い。世の中に漫画数多くあれど、「ハンターハンター」が私の漫画ライフに最も多大な影響を与えたことは間違いない。
「ハンターハンター」の面白さは衰えるどころかヨークシン編、グリードアイランド編を経て深みを増していった。そして現在のキメラアント編は集大成だ。直属護衛軍の蟻とのやり取りは、すでに漫画の域を超えて芸術に近い。ネフェルピトーやユピー達の心境の変化が、少ない言葉しか扱えない漫画のジャンルで手に取るように理解できるのだ。やり取りをみていると映画に近い感覚を味わうことが出来る。これからどう転ぶかは分からないが、是非とも有終の美を飾ってもらいたいものだ。
漫画の世界に引き込んでくれた「ハンターハンター」は、フィルターを通してでしか語ることは出来ないが、最初に読んだ漫画が「ハンターハンター」で本当に良かったと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-02-27 20:35:42] [修正:2011-02-27 20:43:02] [このレビューのURL]
5点 亡き少女の為のパヴァーヌ
4巻までの内容
所々ギャルゲーの要素が含まれている。
主人公相模竹之丸は「天使の使い」である。明治時代の音楽学校にいる女の子たちを、自分に恋させて殺す。そして殺した相手の聖女の涙と呼ばれる「恋の力」を集めると言ったストーリーだ。これだけを聞くとちょっと残酷な話かも知れないが、その通りである(オイ)
なぜなら、主人公相模竹之丸は病気である。その病気の死から逃れるのと引き換えに、天使のために彼女たちの命を奪っているのである。私は身勝手なヤツだと感じた。生きるとはこうも残酷なのかねぇ。ともかく、内容はギャルゲーに近く、漫画「神のみぞ知るセカイ」と似ている。
まあ話の肝は置いといて、この漫画で一番面白いのは女の子を生かすも殺すのも「読者」だということだ。毎巻ごとに女の子たちのキャラクター投票をして、最下位の女の子が竹之丸に殺されてしまうのだ。女の子たちのファンとしては戦々恐々の事態だろう。私は一読者として一体誰が殺されるのかをニヤニヤしながら毎巻見ている。これこそがこの漫画の一番面白いところなのである。組織票し放題なのが玉にキズだが。
この作品は読者と作者のコミュニケーション漫画と言えるだろう。5点。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-02-26 11:05:51] [修正:2011-02-26 11:19:29] [このレビューのURL]
6点 ヨルムンガンド
B級映画のドンパチが好きな者には、この漫画は素直に楽しめるだろう。
武器商人ココ・ヘクマティアルとヨナの絡み、レームとバルメの強さが面白い。私は全く軍事関係には詳しくはないが、充分に楽しむことが出来た。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-02-24 16:07:19] [修正:2011-02-24 16:07:57] [このレビューのURL]
7点 ONE PIECE
大人買いで全巻購入。
確かに、現在の週間少年ジャンプの看板漫画である。2億冊売れた漫画で、面白い漫画であることは間違いない。しかし、「ワンピースを読んだことの無い漫画好き」をニワカ者呼ばわりするほどの作品ではない様に思う。実際私はそういった扱いを受けた。昔で言う「手塚漫画を読んだことの無いヤツはモグリ」と同じ理論だ。しかし、今回私が受けた扱いはそれとは違うベクトルを持っている様に思う。
要するに、ワンピースしか読んでいないのに漫画通を気取っている輩がいることが嫌なのである。ここで引用するとしたら、これだ。
「口を閉じろ、風味が逃げる」 -サンジ・空島編より-
その漫画を読んだことの無い者には控えめに紹介して欲しいものだ。
ここまで書いたが、ワンピースは面白い。それだけは間違いのないことだ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-02-24 15:44:55] [修正:2011-02-24 15:44:55] [このレビューのURL]