「メンテ」さんのページ

総レビュー数: 5レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年02月04日

 皆さんがおっしゃるようにやっぱりラオウ編まででしょうか。そのあとは蛇足かもしれません。
 でも正直、この漫画は最近で言うとBLACK LAGOONのように頭を使わないでもいい漫画なので、そこまで気にするほどでもありませんでした。
 この漫画は名作です。超名作です。映画で言うとランボーとかコマンドーとかそんな感じです。でも欠点はあります。
 まず伏線。ありません。ほとんど後付けです。
 そしてバトルシーン。頭は使いません。力押しです。
 ですがそれを全部はねのける、この漫画としてのパワー。よくわからんけど熱いストーリー展開にめちゃくちゃいいキャラ、そして設定。設定はマッドマックスから取ってるでしょうが、武論尊さんっぽいアレンジでとても独特です。
 よく考えれば武論尊と原哲夫。すごいコンビです。深作欣治と千葉真一ぐらいの愛称です。まだ二人ともバリバリですしコンビ組まないかなあ……。
 そう思わせてもらうくらいの名作です。ですが大体の女性の方はツマンネーと思われるでしょう。それは当然です。ある意味、男尊女卑漫画です。つまり男は感覚で漫画をみるのでしょう。そうかなあ。

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[投稿:2012-02-04 21:49:35] [修正:2012-02-04 21:49:35] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

 初めて岩明作品を知った漫画でした。こりゃあ面白いです。名作です。
 単純なSFホラーバイオレンス物としても見れますし生命とは何かという手塚治虫みたいな哲学漫画にも見れます。
 そして意外と熱い展開も多い。「うしおととら」みたいな展開もあるからでしょうか。
 そして名言が多い。名作には名言が多いですがこれは数えきれません。一番記憶に残ってるのは「ミギー、援護を頼む」です。あれは熱い。グレンラガンとタメはれます。
 見て損はないです。でもやっぱりエグいなあ。人を選ぶかもです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-04 21:39:30] [修正:2012-02-04 21:39:30] [このレビューのURL]

 両方とも完成度の高い漫画でした。
 順に述べますとまず「雪の峠」
 ほとんど戦わない時代劇物。みんながみんなキャラが立っていたので読みごたえもありました。秋田市ができたのもあの寝足りない人のおかげですね。
 最後に「峠に還りとうござる」はやっぱ武闘派の人からしてみれば戦えた昔のほうがいいのかなと。映画「仁義なき戦い」のようでした。
 私は基本、漫画は実写よりアニメ化してほしいと思うのですが、これは実写化してほしいと思いました。それぐらい人物に人間味があるのでしょうか。あの峠に還りたい武将は高橋英樹でお願いします。
 次に「剣の舞」
 これは正直言ってそんなにいい作品ってわけでもありませんでした。でもなんだかんだである程度の水準は超えていますので「雪の峠」に比べると落ちるという感じでしょうか。できれば二つの話を少しリンクさせて欲しかったです。
 しかし岩明均は絵がうまいのでは、と思わせるコマもあります。主人公の女の子が家族の死体を発見して金の入った袋を落とす所、また師匠?が敵陣でズバンズバン斬って後ろを振り向くシーン。あの二人の表情はベテランだけあっていい絵だったと思います。
 けれどやっぱ口が変だったりするので、まあそれも良さの一つかもしれませんが、やはり絵はうまくないでしょう。
 それと女キャラに魅力がありますね。といっても雪の峠の寝足りない人の奥さんですが。あんな奥さんいたらサイコーです。

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[投稿:2012-02-04 21:30:09] [修正:2012-02-04 21:30:09] [このレビューのURL]

「ひょほほー! すげー!」
 題名を聞いたとき、この台詞が真っ先に思い出されました。たしかローマ守ってる武将(結構重要なポジション)の人が言ってましたが、この人の歴史漫画は軽いです。もちろん、いい意味で。
 主人公のダミッポスくんはこの時代にしてはかなり冷めてますね。最後にキレたりするのはよかったですけど。でも最後に「あんたらは他にやることないのかね」ってのはヤクザに抗争するなって言ってるものだから多分無理だと思います。
 見て損はないかと。まあオススメです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-04 21:18:58] [修正:2012-02-04 21:18:58] [このレビューのURL]

 今まではめちゃくちゃ面白いので九点で。まだ完結してませんし。
 この作品の特徴を考えていたのですが、まず最初に思いついたのは軽い歴史漫画というところです。
 別にこれはけなしているわけではなく、いい意味で。ラフで読みやすいと思います。
 後はこの作者の特徴でもある名言と残酷描写。歴史物はよく人が死ぬので寄生獣よりグロかったです。
 でも当時の人から見れば生命の倫理観はそんなものなのでしょう。キリスト教もありませんし。
 名言はやはり「アラララーイ!」とか「よくもだましたなぁ!」とかこれは、もう岩明節というか、いつも通りでよかったです。
 アレクサンドロス大王がイケメンだが二重人格。Fate/zeroでは張飛みたいな豪傑ですが、この漫画はどういう人物に魅せてくれるか。気になります。
 でも連載スピードはもうちょっと速く……。そんなに絵も凝ってないし。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-02-04 21:13:10] [修正:2012-02-04 21:13:10] [このレビューのURL]

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