「鶴」さんのページ
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漫画、小説、映画が単純に好きです。
考察したり、難しいことを考えたりは嫌いではないですが、得意でもない……そんな感じです。
比較的、自分の感情に素直にレビューしていきますので、感性が合わない方からすると不愉快かもしれません。
とりあえず田村由美が好きで登録しました。
プロフィール
好きな漫画家:田村由美、松井優征
好きな作家:芥川龍之介、上橋菜穂子、小川洋子、宮部みゆき、イプセン、シェイクスピア、チェーホフ
好きな映画:ペイ・フォワード、デイジー、This is it
好きな天使:ケルプ(ケルブとも)。響きがかわいい。
好きな悪魔:ベルゼブブ。響きがかわ(ry
最近気になっている人:遊井亮子さんが色っぽすぎて気になる

5点 巴がゆく!
『1ページにときめく作品』
評価:田村由美の軌跡。成長の跡。
私が書きたいことはほとんど既に書かれているのですが、
いくつか私の言葉でも感想を失礼いたします。
こちらの作品ではいろんな形の『主従』が描かれています。
伊織と巴。
月子とシドニー。
静と海。
東条夫人と司。
教官と生徒である氷室と巴の関係もある種の『主従』と言うのであれば、
ほとんどの人物関係が主従、対立で説明できる作品でした。
そういう視点から言えばまとまりがある作品なのです。
しかし最近の田村由美作品に比べてストーリーのまとまりはありません。
終着点もぼんやりとした印象を受けます。
そんな中に田村由美のセンスや鋭い人間の描き方が
埋もれている作品です。
その一瞬にときめきを感じます。
その一瞬が、その後の田村由美作品に生きていきます。
その一瞬に、一見の価値はありました。
※田村由美の作品は『BASARA』→『シカゴ』→『巴がゆく!』→『7SEEDS』→『猫mix幻奇譚とらじ』の順番で手に取りました。
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[投稿:2014-10-13 22:15:13] [修正:2014-10-13 22:15:13] [このレビューのURL]